安倍総理について
安倍総理が増税を決断してから、何度か批判的な文章を書いた。
思うところあって、それらの文章はすべて削除した。
増税を延期さえすれば、日本はデフレから脱却し、
再び成長軌道に乗ることができるとの思いが強かっただけに、
その失望感は大きかった。
さらに、その後の新自由主義的な発言などから
安倍総理に対する疑念が強くなっていった。
しかしながら、それでも安倍総理は、
民主党時代はもちろん、歴代自民党政権の中でも
極めて期待の持てる総理だと思う。
言うまでもなく、日本がこれほどの窮地に追い込まれたのは、
3年3ヶ月の民主党政権だけの責任ではない。
思い起こせば、民主党政権の中心的存在だった小沢一郎も、
鳩山由紀夫も、岡田克也も、みんな元は自民党だった。
とりわけ小沢一郎は1989年の第一次海部内閣での幹事長就任以来、
1993年に離党するまで、自民党の実力者であり続けた。
このように自民党にだって、おかしな輩は一杯いたし、今もいるのだ。
そんな中で安倍総理は、就任以来、経済を好転させ、
中国や韓国を孤立させる外交戦略をすすめている。
憲法改正や靖国参拝など思うに任せないことも多いけれど、
他の誰がここまでのことができただろう。
期待があまりに大きいだけに、期待に反したときは失望も大きい。
でも、政権内に何が起こっているのか僕たちにはわからない。
麻生副総理が、増税は国際公約と言ったけれど、
それは、そう言わざるを得ない理由があったのだと思う。
とにかく安倍・麻生という最強コンビの政権なのだから、
これを応援しないわけにはいかない。
増税しない方がもちろん良かったのだけれど、
増税したからと言って、日本が破綻してしまう訳でもないのだ。
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