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2013年11月 8日 (金)

食材虚偽の深刻さ

高島屋をはじめとする大手百貨店に入居するレストランから
ホテルオークラといった一流ホテルまでが公表した食材の偽装表示。

比較的嘘が少ないといわれるこの日本で、
しかも信頼性が高いと思われる百貨店や一流ホテルで、
このような食材の偽装表示が行われていたというのは
非常に深刻な話だ。

食品偽装は、私たちの健康や命と密接につながっている。

はじまりはイオンだった。
イオンで扱っている国産米と表示されていた食品に、
実は中国産米が使われていたという事件。

中国産米はカドミウム汚染が深刻で、
普通に販売すればよほど無知な人以外は買わない。

なのに中国産のコメや野菜は大量に輸入されていて、
いったいどこで扱われているのだろうと思っていたら、
その犯人がイオンだった。

しかし、「イオンだけじゃないんだよ」というのが
今回の騒動の真相だろう。

百貨店や一流ホテルでも食材偽装が行われていたとすれば、
後は推して知るべし。もう何も信じられないということになる。

以前、納豆が国産大豆表示から一気に米国・カナダ産表示に
変わったことがあった。
あれなども、「これまで嘘をついておりました」ということの証明だろう。
遺伝子組み換え大豆は使っていないという表示も、
信頼性は低いように思う。

いま、国産表示のものは量を減らして、いかにも国産大豆のように
装っているが、どうなのだろう。

群馬産表示のキャベツは、本当に群馬産なのだろうか?
三陸沖表示の鯵や秋刀魚は、本当に三陸沖で獲れたものだろうか?

回転寿司のかなりの部分が偽装表示であることは今や常識化しているし、
偽装表示が発覚しても、記者会見してお詫びすればそれで済んでしまう
というのもどうなのだろう?

このままでは食品偽装は広がるばかりだと思うのですが…。

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