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2014年5月 1日 (木)

理研調査委にまた疑義


「STAP細胞」の論文に不正があったとされる問題で、
理化学研究所の調査委員を務めた研究者3人の過去の論文にも
疑義があるとの指摘が各所属機関に寄せられていることが分かった。
通報を受けた理研と外部委員の所属する東京医科歯科大は予備調査を始めた。
調査委は6人で構成し、委員長だった石井俊輔・理研上席研究員は自身の論文に
画像データを入れ替える誤りがあったとして、既に委員を辞任している。
新たに指摘があった委員は、古関明彦・真貝洋一・田賀哲也の3氏で
いずれも実験結果を示す画像の切り張りや使い回しの疑いが指摘されているという。
(毎日新聞 5月1日(木)20時34分配信 より抜粋)

この問題に関しては、4月25日の本ブログ「STAP論文問題は次のステージへ」で
以下のように指摘しておいたのだが、その通りの展開になってしまった。

「小保方さんは、当初は悪意のない間違いと言い、会見では自身の未熟さに反省の言葉を語っていたが、小保方さんの不正とされた行為は、理研では普通に行われていたことではなかったのだろうか?理研という日本のトップクラスの研究所で普通に行われていたとすれば、世界的に見てもこの程度のことは内容をわかりやすくするため等の理由で通常行われていることではないのか?」
http://otto-kanata.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/stap-fc7b.html

しかしながら、ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授にまで影響が及ぶなど
この問題は非常に不気味な展開になってきている。

そもそも、データの切り貼りなど「まともな科学者の論文にはあり得ない」
とみんなで口をそろえていたのに、なぜこうもぞろぞろ不正疑惑が
出てくるのだろう。

ブログで書いたように、データの切り貼り(改ざん)は、
科学者の論文では普通に行なわれていたことなのだろうか?

それとも、また何か大きな力でも働いていて
事実がねじ曲げられているのだろうか?

一体どうなっているのか、科学に詳しい方に説明してもらいたい。

できれば山中伸弥教授のような模範となるべき科学者に、
科学論文の現状について
詳しくお話しいただきたいものだと思います。

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