祈りと涙
世界卓球女子準々決勝オランダ戦を見ていて、
応援する人たちやプレーをする選手たちが
非常に日本的だと感じた。
エース石川佳純の勝負を決める第5戦。
心の中でみんなが祈りながら勝負を見つめ、
1本取るごとに声を合わせて声援を送る。
接戦の末に勝利を勝ち取った瞬間に見せた石川の涙は、
彼女が背負っていた日の丸の重さを感じさせた。
日本人は仲間のために祈り、喜び、涙する民族だ。
以前、トヨタ自動車の社長がリコール問題で米公聴会に
出席したとき涙を見せ、それが経営者としていかがなものかと
ネガティブに報道されたことがあった。
豊田章男社長は、「公聴会を終えて、従業員との会合に
臨んだときには、自分が守ろうとしていた人々に
守られたことが分かり、恥ずかしながら涙が出た」
と語ったが、これが仲間を思う日本人の気持ちだ。
そこには経営者も社員もない。
何度も言うが、日本人は仲間のために祈り、
喜び、涙する民族だ。
それは老若男女を問わない。
そして、それは恥ずべきことなどではない。
何でも欧米の価値観をよしとするのは
いい加減に辞めてもらいたいと思う。
世界を冷静に見渡せば、誰がどのように見たとしても、
日本っていいな、日本人って素晴らしいな、と感じるはずなのだ。
世界卓球を見ていて、なぜかそんなことを思ったのだけれど、
ちょっと飛躍しすぎかもしれませんね。
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