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2014年6月 9日 (月)

安倍批判を批判する


勢いで上記のようなタイトルにしたのだけれど、
別に安倍総理に対する批判を批判するつもりはない。

現状の安倍政権の政策を見れば、
批判されて当然と思われることも多い。

だから、消極的な擁護といったところだろうか…

TPPや海外からの投資拡大など、安倍総理が売国的な政策を
発信し始めたのは、昨年6月のロンドン・シティでの講演の
頃からだと思われる。

それに遡ること4カ月の昨年2月、安倍・オバマの日米首脳会談が
米国で行われ、そこで安倍総理は極めて冷淡な対応を受けた。

日本にとって米大統領の存在は、一同盟国の首脳という以上の重要性
があり、米大統領と対立していては日本の総理はつとまらない。

ここから安倍総理の大いなる変節が始まったのだと思う。

河野談話の取り下げ、憲法改正、靖国参拝など、
安倍総理が重要視していた多くの政治課題が先送りされ、
TPPはじめ、米国が望む日本市場開放の動きが加速された。

しかしながら、これらのことで安倍総理が戦後レジームに挑戦する
総理であるという疑念が払拭されたわけではない。

これは、いまだに続くパククネ韓国大統領や習近平中国国家主席
からの警戒感や、今年6月のG7におけるオバマの日米首脳会談拒否
にもあらわれている。

要するに安倍総理は、二重にも三重にも包囲され、
やりたいことが何もできないような状況に
追い込まれているのだ。

竹中平蔵などという売国奴を重用しているのも、
米側からの要望によるものではないかと僕は疑っている。

こうした四面楚歌の状況の中で安倍総理は闘っているのではないか?
ということを問いたいのである。

「彼はそもそもグローバリストなのだ」という声すらある。
本当にそうなのだろうか?

難しいことだけれど、そこのところを見極めた上で
みんな批判しているのだろうか?

安倍総理が正しいなどというつもりはない。

しかしながら、安倍総理は闘っているのではないか?
と問いたいだけなのです。

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