スーパークールビズって…
夏の職場を軽装で過ごす「スーパークールビズ」が1日から始まり、
週明けの2日、東京・霞が関の環境省では職員らが色鮮やかなアロハシャツや
ポロシャツなど思い思いの姿で出勤した。期間は9月末までの4カ月間。
東京の気温は午前11時に28.5度を記録。
国民生活対策室職員の桑原桂一郎さん(52)は、
さらっとした着心地が特徴のちぢみシャツを着て登庁した。
「(シャツの)裾を出しているので風が通り、通勤中も快適だった。
職場では、カラフルな服装の人が多く、雰囲気まで明るくなった」と語った。
同省は、地球温暖化防止や省エネを目的に、5月から半年間、
冷房時の室温が28度でも快適に過ごせる服装を推奨。
東日本大震災後、電力不足への懸念から、この時期は一層の軽装を勧めている。
(2014年6月2日(月)11時47分配信 時事通信)
まあ、「クールビズ」はいいとして、「スーパークールビズ」ってどうなんだろう?
常識的に考えて、アロハシャツで通勤するのはサラリーマンの世界では
あり得ないのではないか?
暑い時期にネクタイをして上着を着るのは明らかに不合理だし、
そうした間違った慣行を正すのに、「クールビズ」というのは
それなりの効果があったと思う。
でも、アロハはないでしょう?
ここまで来ると、ちょっとやり過ぎだと思う。
半袖のボタンダウンのシャツとアロハシャツで、
それほど涼感が変わるとも思えない。
だいたい環境省が推奨する室温28℃というのは、
医学的には全く根拠がなく、1972年に制定された労働安全衛生法に
基づいた省令から来ているものらしい(なんと42年も前!)。
大手空調メーカーのダイキンによると、
室温28℃でも湿度が80%では熱中症の警戒ゾーンだという。
僕も取引先で28℃に設定している会社に行くと、
汗が止まらなかったり、気持ち悪くなったりする。
基本は快適に仕事することでしょう?
あまり無理な温度設定を強いたり、
着れる訳のないアロハを推奨したりするのはやめてもらいたい。
何事もほどほどがよいと思うのです。
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