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2014年8月27日 (水)

安倍批判を強める皆さんへ

「安倍総理を批判するな」と言いたいわけではない。

最近の経済政策には疑問を感じざるを得ないし、
著書の「美しい国へ」や「瑞穂の国の資本主義」といったスローガンとは
真逆の方向へ進んでいるような感じすらする。

しかしながら、増税にせよ、TPPにせよ、外国人労働者の受け入れにせよ、
自民党の総裁候補であった石破・町村・石原・林のうちの
誰が総理になっていたら防げたというのだろう。

万一、対抗馬の石破が総理になっていたらと考えると、
さらにおぞましい事態が想像されるのではないか。

いずれにせよ、いまの日本は真の独立国ではないのだ。

何をするにも米国が介入し、中国や韓国を使いながら総理を恫喝し、
米国に都合の良い政策決定を迫ってくる。

総理に就任して早々の翌年2月、米国を訪問した安倍総理は、
そのタカ派的姿勢が批判を浴び、オバマ大統領からも冷たくあしらわれた。

その後訪米したパククネには、議会で演説させるほどの厚遇を見せ、
安倍総理との対応の差を際立たせた。

安倍総理が変わったのは、この頃からだと思われる。

「増税」も、「TPP」も、「移民政策」も、
安倍総理が好んでやっているとは僕には思えない。

米国が喜ぶ政策を見せながら、国内の法整備や外交により、
日本を少しずつ変革していこうとしているのだと思う。

確信がある訳ではないが、そう思わないとやり切れない。

次の総裁選で石破が勝てば、日本は東京のようになる。
つまり猪瀬に代わって知事になった、舛添と同様の政策がすすめられる。

そこにはもはや絶望しかないのではないか?

安倍批判を強めている皆さんには、今一度冷静になって、
この国のリーダーにふさわしいのは誰かということを
考えていただきたいと思います。

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