神戸遺体遺棄事件の不思議
神戸市長田区で、生田美玲さん(6歳)の切断遺体が見つかった事件で
26日、死体遺棄容疑で逮捕された容疑者の殺害等に関する物的証拠が
いまだに見つかっていないようだ。
この事件は、当初から捜査が後手に回り、
一度捜索されたはずの草むらから遺体が発見され、
しかもその遺体を入れた袋の中に容疑者の診察券やタバコの吸い殻が
見つかるという不可解な経緯を辿った。
そもそも、犯行を認めず、黙秘するような容疑者が、
遺体を入れる袋に自分の診察券やタバコの吸い殻を入れるだろうか?
容疑者の逮捕理由は、その吸い殻についたもの(唾液?)と
容疑者のDNAが一致したからなのだ。
普通なら、容疑者宅の捜索により、多量の血痕や遺体損壊の刃物などが
見つかり、早い段階で殺人・遺体損壊でも再逮捕されるはずだが、
容疑者宅からはそうした物的証拠は見つかっていないらしい。
美玲さんが持っていたリュックが見つかったという報道はあったが、
当日の美玲さんを写した動画ではリュックを背負っていなかった
ということがネット上で騒がれている。
兵庫県警は、真犯人の存在を知りながら、無理矢理この容疑者を
犯人に仕立て上げようとしているのではないか?
という疑問さえ囁かれている。
とにかく、いま日本の警察は信用できないところがある。
今回も容疑者には知的障害があると報じながら、
自衛隊での勤務歴があったというのもおかしな話だ。
美玲さんの後をつける容疑者の映像が確認されているそうだが、
事実なのだろうか?公開されたのだろうか?
容疑者の名前や写真を報道してしまえば、
それを取り消すことは極めて難しくなる。
いまだ物的証拠が見つかっていないことで、
捜査への不信感は高まるばかりだ。
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