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2014年11月 1日 (土)

「妻は家庭」反対49%

内閣府は1日、「女性の活躍推進に関する世論調査」結果を発表した。
「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」との考え方について尋ねたところ、
賛成44.6%、反対49.4%となった。
2012年の前回調査と比べ、賛成は7.0ポイント減、反対は4.3ポイント増。
前回は1992年の調査開始以来初めて賛成が増加に転じ、
反対を15年ぶりに上回ったが、再び反対が賛成を上回った。
女性の活躍推進を掲げる安倍晋三首相には望ましい傾向と言えそうだ。
前回調査で賛成が増えた背景には、東日本大震災によって家族の絆を
再認識するムードが強まった影響などがあったとみられる。 
(時事通信11月1日(土)17時8分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141101-00000070-jij-pol

社会や家庭でそれぞれがどのような役割を担うのかという問題は、
こうだと一概に言えることではない。

ある分野に極めて豊かな能力を有する女性が、
女性だというだけで家庭に閉じ込められるのは問題だろうし、
そうかといって家庭を守る女性が、社会で活躍する女性より
劣っていると考えるのも間違いだろう。

僕らは社会や家庭で何らかの役割を担わなければならない。

それを家族のためにとか、会社のためにとか、社会のためにとか、
さらには国のためにと考えられるかどうかが、
その人の人生を意義深いものにするかどうかを決定づけると思う。

何をするにせよ、「やらされている」と嫌々行なうのでは、
充実感や達成感など得られない。

戦後の日本人は、自己が肥大化し、利他の精神が弱体化したことで、
充足感が得にくくなってしまった。

それこそが、日本という国の国柄の根本であったにもかかわらず。

男と女の役割がどうあるべきかの議論も大事かも知れないが、
家庭や地域社会の中で自らができることに積極的に取り組む気持ちこそが、
幸せや充足感を得るために最も大切なことだと思います。

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