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2014年11月 5日 (水)

「誇り」という言葉について

経済評論家の三橋貴明さんが運営されている
「新日本経済新聞」というメールマガジンがあります。

そこでは蒼々たる執筆陣が毎日短めの記事をアップされるのですが
九州大学准教授の施光恒さんが書かれた「ヘイトスピーチ」に関する論説
についてさまざまなコメントが寄せられました。

簡単に説明するのは難しいので、
できれば記事を読んでいただくのが最も簡単なのですが、
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/10/31/se-47/#comment-6018

ザッと説明すると、施さんが「ヘイトスピーチ」に対する意見を述べられ、
在特会の恫喝的な演説に対する疑問を呈され、そうした在特会を非難する意見を
述べる際に、「日本人らしい品位を保つべきだ」というような表現をすると
朝日新聞では「ある国の誇り」の強調は、必然的に「他国をくさすこと」
につながるといったような批判をしてくるらしいのですね。

それで、施さんが『朝日社説の物言いは、まったく変だと思います。
「日本人の誇り」を強調することと、
「(他国の人々と比べ)われわれのほうが優れているという
認識を持つこと」とは、当然ながら、まったく別のことです』
という意見を述べられたのですが、
それに対して、以下のようなコメントが寄せられたのです。

『国語辞典で調べればすぐ解ることですが、「誇り」には
「優越意識、尊大、傲慢、夜郎自大」などの意味が多分に含まれています。
つまり「日本人の誇り」を強調すること=我々の方が優れていると
言う認識を持つことになります。まったく別のことではあり得ません』

まあ、これに対して、僕はカチンと来たわけですね。
(よくカチンと来て、いろんなところにコメントを書き込むわけですが…)

僕は「誇り」という言葉を割に大切に考えているので
反論せずにはいられませんでした。

『僕は「誇り」を持つことは最も大切なことのひとつだと思っています。
それは「人として」であっても、「日本人として」であっても良いのですが、
誇りを持つことで「馬鹿なこと」はできなくなります。
「盗みや、弱いものを虐めることや、人を騙す」ことなどは、
誇りがないからできることだと思うのです。
僕は「誇り」という言葉をそのようにとらえていますが、
あなたや朝日新聞のように、「誇り」という言葉を
「他人への優越感」ととらえることも、またできるわけですね。
このように言葉のとらえ方や価値観によって、
他人の言説に対する批判は簡単にできます。
大切なことは、その言説がどのような意味で
その言葉を使っているかを忖度(そんたく)することだと思います』

本当に世の中にはおかしな人がいっぱいいて、
訳の分からぬことを言って
「相手を論破」したかのように威張っていたりします。

言葉尻を捉えて、批判することなど簡単です。

相手の意見の本質を理解しようとせず、
言葉尻だけに執着し、批判して喜ぶような輩こそ、
真に「誇り」も何もない人間だと思うのです。


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