人質事件に対する立場
今回の人質事件は、日本国内の多様な勢力の立場を
浮き彫りにさせた。
たとえば共産党などの反日左翼。
志位委員長からは注意されたらしいが、
衆院議員の池内沙織がツイッターでつぶやいた内容が
典型的なパターンだろう。
「『ゴンゴドウダン』などと、壊れたテープレコーダーのように繰り返し、
国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権。安倍政権の存続こそ言語道断」
こうした馬鹿げた意見を垂れ流せるのは、この女が人質の安否には
何の関心もなく、ただ「安倍政権」を貶めることしか考えていないことを
物語っており、反日左翼の愚かしさを図らずもさらけ出すこととなった。
もう一つは、とにかく「人質を救い出すことに全力を尽くせ」という意見。
これは三橋貴明さんがブログにアップされている言葉に
代表されるだろうか。
『湯川さんや後藤さんの行動がどれだけ軽率だったか、
あるいは安倍政権の外交の問題がどうだったか、そんな話はどうでもいいのです。
わたくしたちの国「日本国家」が、「日本国民」の命を助けることができるかどうか、
という問題であり、その他の理屈はいりません。』
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/
なるほど、とは思います。
そして、もう一つは「人質を救出する必要はない」とする意見。
これは「正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現」というブログから
引用させていただく。
『日本政府は、身代金を払うことも、ヨルダン政府に対して大量殺人テロリスト
(サジダ・リシャウィ死刑囚)の釈放を要請することも、一切するべきではない。
他国に対して大量殺人テロリスト(死刑囚)の釈放を要請すること自体が
「テロに屈する」ことを意味する。』
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5715.html
共産党など反日左翼の立場は、それこそ「言語道断」ではあるが、
その後に紹介した二つの立場はどちらも頷ける。
とりわけ、国民を大切にしてきた日本国にあっては、
「何があっても人質を救うべき」という意見を持つ方は
多いだろう。
しかしながら、今回人質となっている後藤健二は、
「何があっても救うべき」人間なのだろうか?
三橋さんは「湯川さんや後藤さんの行動がどれだけ軽率だったか、
そんなことはどうでもいい」と言われる。
僕も行動の軽率さを責めようとは思わないが、
彼が反日カルトの信者だったという点や、
左翼的傾向の強い母親の会見を見ていると、
日本を愛している人間とはとても思えない。
ヨルダン人が解放を求めているパイロットは愛国的な軍人だし、
イスラム国が解放を求めている死刑囚もテロリスト、
つまり度が過ぎた愛国者なのだ。
だから、何としても彼らを自分たちの国に取り戻したいのである。
しかしながら後藤健二は、
KENJI GOTO JOGOとは、いったい何者なのだ
というところが僕には引っかかるのです。
お前の言うことはもっともだと思われた方は、
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