IS(イスラム国)とは何なのか?
僕が最初に「イスラム国」のことを取り上げたのは、
昨年10月16日の「イスラム国が奴隷制復活?」
というエントリーだった。
そこで、僕は「イスラム国が奴隷制を復活し、
女性や子供を戦利品扱いにしている」というニュースに対し、
これが日本の「慰安婦問題」同様、イスラム国を貶める
米国の印象操作ではないか、という疑問を呈している。
「イスラムを冠する国家が、世界のあらゆる国々が
イスラムを嫌悪するような行為を、なぜやるのか?」
というのが当時の僕の疑問だった。
しかしながら、このIS(イスラム国)というのは、
「イスラム国家」でも何でもなく、ただの「暴力集団」、
「ならず者たち」であることが分かってきた。
では、あのIS(イスラム国)が何のためにつくられたか、
を考えてみると、そこにはやはり「イスラム教を貶めるため」
という目的が見えてくる。
人質を捕らえて、首を切り落とし、胴体の上に置いた映像、
人質を檻に入れ、火をつけて焼き殺す映像、
こうした映像を見て、我々は恐怖を感じるとともに、
イスラム教に対する不信感、異常な宗教というイメージを
刷り込まれていくのだ。
それによって利益を得るのが誰かを考えれば、
裏で糸を引いている勢力が見えてくる。
安倍総理の「ISIL」いう言い方を、
必ず「イスラム国」と言い直す日本のマスコミも、
恐らくそうした勢力とつながっているのだろう。
中東では、イラクのフセイン政権など近代的な政権ができると、
大量破壊兵器の保持などと難癖をつけられ、政権を崩壊させられてきた。
中東は世界最大の産油地域だ。
この地域を不安定にして、自らの利益を最大化しようという
守銭奴たちがここでも跋扈しているのである。
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