奈教大付中、式で国歌斉唱せず

国立大学法人・奈良教育大付属中学校（奈良市）の入学・卒業式で、
国歌斉唱が行われていないことが１日、学校などへの取材で分かった。
式典では生徒らを着席させた上で「君が代」の曲のみを流していた。
国は平成11年に国旗国歌法を制定、学習指導要領でも国旗掲揚と
国歌斉唱の指導を明記しているが、同校は過去十数年間にわたり、
入学・卒業式での国歌斉唱を実施していない。
教員養成機関でもある教育大のあり方として議論を呼びそうだ。
(産経新聞 4月2日(木)7時55分配信)
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6155127

学校側は産経新聞の取材に対し「式は生徒が企画、準備するものとして
定着しており、開式後に座って（国歌を）聴く形で続いてきた」と説明し、
「今後はきちんとした形に改めたい」と言っているようだが、
それはおかしい。

そもそも学校行事である入学式や卒業式を生徒に任せるなど
聞いたことがない。

もし、本当に生徒に任せていたというのなら、
「今後はきちんとした形に改めたい」というのもおかしい。

学校が尊重していた生徒の自主性はどこへ行ってしまうのか？

結局、国旗国歌法を無視して学校行事を行なってきた
国立中学の学校側が、それを咎められて、生徒に責任を
押しつけただけではないのか？

「君が代」が流れている間、学校の校長と副校長、
教育大の学長と副学長、そして生徒2人と保護者2人が
自主的に起立したという。

大多数の教師や生徒とその保護者は、
座ったまま「君が代」を聞いていたようだ。

これが教育者を教育する国立教育大学付属中学校の
実態なのですね。

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