大阪都構想の住民投票
いよいよ明日、いわゆる「大阪都構想」の賛否を決める
大阪市民への住民投票が行なわれる。
この住民投票において重要なことは、
この結果で大阪府が「大阪都」にはなるわけではないこと。
大阪市を5つの行政区に分割し、
大阪市の2,200億円もの財源を大阪府に委譲することを
大阪市民が賛成するか、反対するか、を問うものである
ということだ。
最大のテーマとなっている「二重行政の解消」による財政効果は、
2011年の段階で年間4,000億円といわれていたが、
昨年の府と市による行政的試算によれば「年間平均155億円」
にまで激減。市議会では「年間1億円にすぎない」という
市役所からの試算も報告されている。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2015/03/24/fujii-135/
橋下徹は、大阪維新とか、大阪都構想とか、
大阪人が感じている閉塞状況を打破してくれそうな
イメージづくりが巧みだ。
しかしながら彼がやろうとしているのは改革ではなく、
革命とでも呼ぶべき急進的なもので、
何を目的としているのかもよく分からない。
(二重行政の解消による財政効果は、ほとんどないのだ)
僕が大阪市民であったなら、こんな怪しげな政治家の下で
大阪市を解体するような破壊的な改革には
絶対に賛成することはないと思います。
お前の言うことはもっともだと思われた方は、
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