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2015年7月13日 (月)

「勧善懲悪」の否定

日本人は「勧善懲悪」が好きだった。

善を勧め、悪を懲らしめる。
昔話にもそうした内容のものが多いし、
昔のテレビドラマにも「勧善懲悪もの」が多かった。

そして、それは日本人の倫理観・道徳観を育む上でも、
大きな役割を果たしていたのだと思う。

しかし、僕が子供の頃に、「勧善懲悪は嘘だ」
「勧善懲悪にはリアリティがない」などと
「勧善懲悪」の否定が始まった。

昨日の話の続きになるが、それも日本人を
愚民化する一環だったのだと思う。

何が良くて何が悪いかはよくわからない。
ものの良し悪しなど簡単に測れるものではない。

そうして物事を曖昧にしていくと、
人間の行動規範は乱れていく。

多くの女性が裸を晒しAVに出演したり、平気で万引きをしたりしてしまうのも、
日本人の道徳観がほぼ崩れてしまった証ではないか?

「僕のおとうさんは桃太郎というやつに殺されました」
と子供の鬼がつぶやく広告が、新聞広告の最高賞を獲ったのも
何やら象徴的な話だ。

この広告の作者は「幸せや正義の定義は一つではない」と言う。

なるほど、世の中は多様である。

しかしながら、鬼というのは悪の象徴として描かれており、
「悪いものは悪いのだ」というシンプルな考え方こそが
教育には大切なのではないか?

特に子供は、そうした考え方にくり返し触れることにより
倫理観や道徳観を身に着けていくのだ。

万引きや泥棒は何があろうと悪い。
人前で裸になるなどとんでもない。

そうしたことが常識として身についていないから、
どんどん日本人は愚民化・退廃していくのだ。

昔、会津藩には子弟を教育する「什(じゅう)の掟(おきて)」
というものがあったという。

一、年長者の言ふことに背いてはなりませぬ
二、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ
三、虚言を言ふ事はなりませぬ
四、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
五、弱い者をいぢめてはなりませぬ
六、戸外で物を食べてはなりませぬ
七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです

「幸せや正義の定義は一つではない」という現代人の言葉と
「ならぬことはならぬものです」という会津の「什の掟」と
さて、あなたの心にはどちらの言葉が響くだろうか?

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