憲法9条が、憲法違反
ケント・ギルバートが「朝まで生テレビ」で、
「僕は憲法9条自体が憲法違反だと思っている」と
発言したらしい。
彼の論旨はこうである。
「集団的自衛権も、個別的自衛権も、国際法で認められている」
「憲法前文には『憲法は国民を守るためにある』と。
「その上で憲法9条は『しかし武力は使わない』と言っているんだけれども。
僕は前文と国際法から考えれば9条自体が、憲法違反だと思っている」
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5969.html
憲法前文の「憲法は国民を守るためにある」というのは、この部分だろうか。
「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、
平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」
「平和のうちに生存する権利」は、
侵略されることによって失われてしまう。
つまり「平和のうちに生存する権利」を守るためには、
自衛権は不可欠であり、それを禁止する憲法9条こそが
憲法違反ということになるわけだ。
(交戦権を否定して、陸海空軍を保持せず、
どうやって国を守るのだ?)
さすが弁護士だけあってケント・ギルバートの主張は、
極めて明快で論理的だと思う。
「安保法案」を未だに「戦争法案」と呼んでいる輩に対抗し、
改憲論議を深めていくためにも、「憲法9条違憲論」を
拡散すべきではないでしょうか。
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