五輪標章、三者三様の責任
2020年東京五輪の公式エンブレムの白紙撤回について、
遠藤利明五輪相は2日の衆院文部科学委員会で「大変深刻に受け止めている。
今後、こうしたことが起きないよう五輪組織委員会と連携を進めたい」と述べ、
再発防止に努める意向を示した。
遠藤氏はエンブレムの白紙撤回の責任については「組織委員会、審査委員会、
デザイナーの三者三様の立場で責任があると思う」と指摘した。
撤回に伴う企業側への対応については、組織委員会幹部は
「撤回関連費用がかかり、法的には損害賠償の問題も出てくる」
との認識を示す一方、今後の具体的な対応については
「今回の状況を説明することを最優先にしたい」と述べるにとどめた。
(産経新聞 9月2日(水)11時6分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150902-00000517-san-spo
五輪相の「三者三様の責任がある」というのはその通りだ。
昨日も書いたが、今回の問題はデザインの盗用だけではない。
「弔旗のようなデザイン」「コンペ自体の八百長疑惑」など、
とりわけ審査委員会の責任は大きい。
三者三様、誰が、どのように責任をとるのか、
明確にしない限り先には進めない。
エンブレムに続いて、「韓流おもてなし制服」も白紙撤回し、
舛添要一東京都知事にも責任を取らせるべきだ。
すべての膿を出し切って仕切り直しをしない限り、
日本人が誇れる五輪を迎えることはできない。
「お前の言うことはもっともだ」と思われた方は、
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