3流国家への道
日本が貧しくなったのが先なのか、
公共投資を削り始めたのが先なのかよく分からないが、
いま日本は間違いなく3流国家への道をひた走っている。
一流企業がつくったマンションが傾いているのも、
道路や橋、トンネルなどが劣化し続けているのも、
さらには日本人が韓国産や中国産の食品を食べさせられるように
なってしまったのも、すべて原因は同じところにある。
それは「価格競争」だ。
昔、日本の公共工事は、ほとんどが指名競争入札だった。
要するに、高度な技術を有する建設会社のみが
入札に参加できたし、入札に参加し続けるためには、
欠陥工事は許されなかったのである。
しかしながら、さまざまな工事が一般競争入札となり、
価格の多寡で受注先が決められるようになった。
自然災害大国の日本では、高度な技術こそが
我々の命を救ってくれるのにである。
「安かろう悪かろう」という言葉があるにもかかわらず、
日本は価格競争社会に迷い込んでしまった。
こうした状態が続けば、日本から高度な技術は
どんどん失われていくだろう。
まるで韓国や中国のようではないか?
日本が3流国家になるのを食い止める
今が最後のチャンスだと思うのだが、
今回のマンション問題でそのことに気づく人が
どれくらいいるのだろう?
「お前の言うことはもっともだ」と思われた方は、
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