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2015年10月11日 (日)

拘束女性は中国からの帰化人


中国・上海で今年6月、日本人の女性が「スパイ活動」の疑いで
当局に拘束されていたことが10日、分かった。
日本政府関係者が明らかにした。
関係者によると、拘束された女性は中国から日本に帰化しており、
日本語学校のスタッフを務めていた。
この学校と関係のある別の関係者は「女性が突然、連絡を絶ったが、
急病になったと聞いていた」と話した。
中国では5月にも日本人2人が「スパイ活動」を行ったとして
浙江省と遼寧省でそれぞれ拘束された。中国は昨年11月に「反スパイ法」を
施行しており、当局が過敏な対応をしている可能性もある。
(YOMIURI ONLINE 2015年10月11日 10時36分)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151010-OYT1T50101.html

昨日のエントリーの続報です。

この事件にそれほど興味があるわけではないけれど、
今回の報道の仕方はこれまでと明らかに違う。

拘束された日本女性が中国からの帰化人であると
伝えたのは、読売新聞くらいだろうか?

これまでの事件の報道で、帰化人は
日本人としか報じられなかった。

それが今回は北朝鮮からの脱北者だとか、
中国からの帰化人とか、
その出自まで明らかにしている。

以前は、在日朝鮮人までが通名のみで報じられ、
日本人と見分けがつかないようにされていた。

それが、最近は在日朝鮮人が普通に本名で伝えられ、
さらに日本人となった帰化人まで、その出自を報道
するようになったのだから大きな進歩だ。

事件の詳細は、いまだよく分からないけれど、
我々が知りたいのは事実である。

拘束されたのが日本人か、帰化朝鮮人や帰化中国人かでは、
ニュースに対する興味や印象は大きく異なる。

こうして事実が報じられるようになると、
隠していることの方が不自然となる。

今回の件では、産経新聞は「50代の邦人女性」
としか書いておらず、
信頼を裏切られたように感じます。


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