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2015年10月18日 (日)

日本国憲法の欠陥

山口県下関市で16日に開かれた長州「正論」懇話会の第10回講演会。
埼玉大学名誉教授の長谷川三千子氏は、「今の憲法は近代国家の理念に
完全に背いている」と強調した。講演の主な内容は次の通り。(中略)
近代に成立した国際法では、どんなに小さな国でも、自分の国の独立を守る権利、
国家主権をしっかりと持っています。これがあるからこそ、大国が小国を蹂躙
(じゅうりん)することができない。そして、国家主権を保持するには、
それなりの戦力を、しっかりと保持しなければなりません。
侵略傾向がある国に対し、周りの国が『戦争を始めるとあなた方は大変な損害を
こうむる』と総がかりで認めさせることが、一番安全で平和的な抑止になるんです。
日本国憲法の条文は、それまでにあった憲法や、国際条約を踏襲してできています。
9条1項に使われている文言は、第一次世界大戦後のパリ不戦条約を
「本歌取り」のように持ってきているのです。パリ不戦条約では、自衛戦争と
制裁戦争は戦争放棄から除かれています。もし9条が1項だけならば、
今回の安保法制は必要ないくらいです。そして、1項に対応して2項は、
「前項の目的を達するためなら十分な戦力を持ち、十分な鍛錬を行う」と
なるべきですが、その正反対に、戦力は保持しないという条文になっている。
一体、これでどうやって国の主権を保つのでしょうか。(後略)
(産経WEST 2015.10.17 07:09)
http://www.sankei.com/west/news/151017/wst1510170021-n1.html

日本国憲法の欠陥が分かりやすくまとめられていましたので、
ちょっと長めに引用させていただきました。

以前、「憲法9条は、憲法違反」というエントリーで、
ケント・ギルバートの話を例に引き、
「日本国憲法は『平和のうちに生存する権利』を謳いながら、
それを守るための自衛権を禁止する憲法9条の2項は
憲法違反だ」ということを主張させていただきましたが、
ここでは憲法9条の1項と2項の矛盾について
述べられています。

〈日本国憲法第9条〉
1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

憲法9条の1項は、第一次世界大戦後のパリ不戦条約の内容を踏襲したものですが、
そこでは自衛戦争と制裁戦争は戦争放棄から除かれているようです。

そして、その戦争放棄の理想を実現するために、戦争抑止力としての戦力が必要と
なる訳なのですが、日本国憲法では「戦力の不保持」と「交戦権の否定」が
謳われています。

これは9条の1項と2項が矛盾しているだけでなく、
国連憲章の51条「国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、
安全保障理事会が必要な措置をとるまでの間、加盟国は個別的・集団的自衛権を
行使できる。加盟国がとった措置は、直ちに安全保障理事会に
報告しなければならない」にも反しています。

要するに、「日本国憲法」は、とりわけ9条2項が、憲法で謳われる
「幸福権の追求」「戦争放棄の理想実現」と矛盾しており、
国連憲章にも違反していると言うことなのです。

「日本国憲法」は、平和憲法と言いながら、平和を侵す国に対して
全く無力だし、韓国には竹島を、北朝鮮には拉致被害者を
ロシアには北方領土を奪われ、さらに中国には尖閣・沖縄への
進出を許しており、現在の日本は平和でも何でもありません。

日本が平和国家となるためには、憲法を改正し、
平和を侵す国に対して、それを思いとどまらせる決意を
示すことが不可欠です。

そのために、現行憲法の欠陥、国連憲章との矛盾を
周知していくことが必要だと思います。


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