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2015年10月 1日 (木)

日本の大学世界ランク下落

英タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education、THE)
は9月30日(現地時間)、2015年の世界大学ランキングを発表した。
1位は5年連続となるカリフォルニア工科大学だった。
東京大学は2014年の23位から大きく順位を落とし43位、
京都大学は2014年59位からさらに順位を落とし88位となった。
THEによる世界大学ランキングは、英国QSやサウジアラビアCWURによる
世界大学ランキング、上海交通大学の研究センターによる「世界大学学術
ランキング(ARWU)」とともに世界で注目を集める世界大学ランキング。
評価基準は、「教育」「研究」「論文被引用数」「産業界からの収入」「国際性」
の5つ。世界の大学のうち、800大学をランキングで発表した。
(リセマム 10月1日(木)11時23分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151001-00000001-resemom-life

いま日本では、こんなTHEの大学ランキングトップ100に、日本の大学を10校
入れるべく、グローバル大学事業を推進しているのだという。

THEの大学ランキングの評価基準は、「研究費収入(6%)、論文数(6%)、
教員による評判調査(18%)、被引用数(30%)、学生対教員比率(6%)、
博士授与数(2.25%)、学士授与数対博士授与数比率(4.5%)、大学の収入(2.25%)、
教育に関する教員による評判調査(15%)、外国人教員比率(2.5%)、
留学生比率(2.5%)、国際共著論文比率(2.5%)、外部資金(2.5%)」
となっている。

( )内のパーセンテージは、この指標値の重要度を示したもの。

被引用数(30%)、教員による評判調査(18%)、教育に関する教員による
評判調査(15%)の3つが突出して高い指標値であることが分かるだろう。

そして、この3つの指標は、他の指標に比べて客観性が低く、
お金や人海戦術により伸ばすことができるそうだ。

たとえば被引用数(30%)は、偽名を使って自らの論文を引用することで、
被引用指数を上げ、ランキングを上昇させるといった例が存在するらしい。

また評判調査(18%・15%)とは、大学教員へのアンケート調査で、
知っている大学を複数挙げてもらうというものらしいのだが、
これも学術誌『Nature』などへの広告出稿を増やすことでランキングを
上昇させることができるらしい。
(BLOGOS 2014年09月19日 )
http://blogos.com/article/94868/

つまり、世界で最も権威のあるTHEの大学ランキングですら
ほとんど意味など何もないということだ。

たとえるなら、日本国債を、韓国や中国の国債より下にランクづける、
ムーディーズやS&Pの格付会社同様のいい加減さといえるだろう。

そんなランキングのトップ100に日本の大学10校を入れようとする
現政権の教育改革は明らかに間違っているし、不正が下手な日本では
目的を達成することなど、とてもできないのではないでしょうか。


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