TPP交渉大筋合意
環太平洋経済連携協定(TPP)交渉が5日朝(日本時間5日夜)、大筋合意に達した。
甘利TPP相が同日朝、記者団に明らかにした。
2010年3月に始まったTPP交渉は5年半を経て終結し、世界の国内総生産(GDP)
の約4割を占める巨大な経済圏が誕生することになった。
(読売新聞 10月5日(月)21時7分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151005-00050119-yom-bus_all
経済評論家の三橋貴明さんによると、TPP交渉というのは
「特定の企業・投資家」のためのルール作りで、TPPで定められるルールは、
必ず「誰かを富ませ、誰かに損をさせる」というタイプのものだという。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12057963435.html
ということは必然的に「米企業を富ませ、日本人に損をさせる」
ということになるような気がする。
交渉過程を見ても、日本は早々とすべてのカードを切ってしまい、
終盤は完全に蚊帳の外で、米国のバイオ医薬品のデータ保護期間や、
ニュージーランドの乳製品などが、最後の最後まで、まるで交渉が
決裂するのではないかと思われるほど激しい応酬が続けられた。
日本人は、交渉に向かないのでしょうね。
農業問題だけでなく、TPPで日本の国民皆保険が崩壊するとか、
日本語自体が参入障壁なので公用語は英語にするよう迫られるとか、
さまざまな悪い噂が聞こえてくる。
大筋合意の「大筋」というのは、細かいところは決まっていない
ということではあるのだろうが、さすがにここまで来たら、
腹をくくらなければいけないんでしょうね。
あとは米国内で反対の声が高まることを
祈るくらいでしょうか…。
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