米議会TPP合意に不満
環太平洋連携協定(TPP)締結交渉の大筋合意を受け、米議会は5日、
批准の可否を判断するための検証作業を開始した。
議会からは「米国の過度の譲歩」に不満も漏れており、
批准手続きに影響する可能性もある。通商政策を統括する
上院財政委員会のハッチ委員長(共和党)は5日の声明で、TPP合意は
「残念ながら痛ましいほど不十分だ」と表明。同委員会のワイデン筆頭理事
(民主党)も、数週間かけて合意内容を検証すると指摘した。
(時事通信 10月6日(火)10時33分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151006-00000046-jij-n_ame
日本人で今回のTPP大筋合意を喜んでいる人が
どれほどいるのだろう?
テレビのインタビューなどでは、「ものが安くなるのは嬉しい」
という女性などもいたけれど…。
もちろん、TPPは秘密交渉だったのだから、大筋合意したこと以外に
詳細な情報を得ている人は少ない。
しかしながら、TPPが日本の国柄を変えてしまう、その総仕上げ
となる協定であることは以前から言われていたことだ。
農業や畜産業は大打撃を受け、日本人は自らの腹を満たす食料を
他国に大きく依存していくことになるだろう。
混合診療が進み、保険だけでは十分な医療が受けられなくなり
世界に冠たる国民皆保険制度は崩壊に向かうと言われている。
それ以上に、国際協定は国内法に優先するので、
日本国民は多くの主権を失うと言われている。
つまり、日本のことを日本人だけで
決められなくなるということだ。
いまだって米国の影響下にあるといえば
そうともいえるけれど…。
とにかく、このTPP大筋合意を破棄できるのは
米国だけだろう。
ぜひ、議会が大混乱して、TPPの批准を
否決してもらいたいものです。
「お前の言うことはもっともだ」と思われた方は、
緑色の人気ブログランキングを押してやってください。
« 選挙の開票に国籍条項なし | トップページ | 津田弥太郎、ついに告発 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 新型コロナの5類移行は5月8日(2023.01.26)
- 北村晴男弁護士の正論(2023.01.25)
- 5類へ下げる48.7%、今のまま46.5%(2023.01.24)
- 電気代、まだ上がるの?(2023.01.23)
- GDP 世界4位へ転落の恐れ(2023.01.22)
コメント