慰安婦問題、保守層の落胆
慰安婦問題の最終合意に対して、
これをどう判断してよいのかわからないところもあったので
様々なブログを覗いてみたのだが、ほとんどの保守系ブログで
落胆と安倍総理批判が繰り広げられていた。
韓国や元慰安婦の言っていることはすべて嘘なので、
その嘘を前提に交渉をすること自体に違和感を持つ
というのはよく分かる。
僕もなぜ日本が事実はこうであるということを
世界に訴えないのか、慰安婦問題の解決にはそれ以外に
無いのではないか、と強く思う。
英霊を汚した、と言うような感情的な意見も目につく。
しかしながら、戦後70年、日本を守るために勇敢に戦った
私たちの英霊は汚され続けてきたのだ。
最も有効だと思われる歴史的事実の公表も、
結局はそれが歴史修正主義のレッテルを貼られることになり、
政治生命を奪われるという形で収束してしまうことは
目に見えているのだろう。
ではどうするか?
そうした苦渋の決断を経て、今回の慰安婦問題最終合意の判断が
なされたのではないだろうか?
今回の合意を評価する数少ない意見の中で、
ベストセラー「余命三年時事日記」の余命ブログが興味深い。
http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2015/12/29/399-2015%E5%B9%B412%E6%9C%8828%E6%97%A5%E6%99%82%E4%BA%8B/
彼は、今回の合意は韓国が全面降伏しただけ。
韓国がとても飲めないはずの以下の4条件を
すべて飲んでしまったのだという。
1. 最終決着の確認。
2. 不可逆の確認。
3. 慰安婦像の撤去。
4. 賠償金は不可。
彼は韓国国内の収拾がつくか、これからが大変だと予想するが、
挺対協などが早速猛反発しているようだ。
(彼女たちは日本軍の慰安婦ではなかったようなんですけどね…)
また、台湾や中国が慰安婦問題の最終決着を求めるという
声を挙げているが、この動きも気になりますね?
とにかく、日本の置かれている状況は単純ではない。
この複雑な状況の中で、今回の安倍総理の一手がどのような
意味を持つのか、冷静に見ていきたいと思います。
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