フォト

おすすめ本

  • 小池劇場が日本を滅ぼす
  • ねずさんと語る古事記

« 晩節を汚し続ける白鵬 | トップページ | アイドル刺傷事件の不思議 »

2016年5月23日 (月)

伊勢志摩サミットについて

今週の26・27日に三重県の賢島で
伊勢志摩サミットが開かれる。

「トランプノミクス」に注目が集まる中、
もうレイムダック化したオバマ大統領のもとで行われるサミットには
意味がないのではないか、という意見も聞かれる。

しかしながら先進7か国首脳が集まるサミットに
意味がない、などということはあり得ない。

しかも、日本の伊勢志摩で開かれるサミットなのだ。

経済問題はさておき、7か国首脳が伊勢神宮を
参拝されることには大きな意味がある。

先進国の指導者に、日本国とはいかなる国かを
直感で、肌で感じてもらえるのだ。

安倍総理はこの地を「日本の美しい自然、そして豊かな文化、伝統を
世界のリーダーたちに肌で感じてもらえる、味わってもらえる場所」
と語っているが、まさしくその通り、よほどの鈍感な人間でなければ、
日本の悠久の自然と文化にふれて圧倒されない者はいないだろう。

それから、オバマ大統領が広島を訪問することにも
大きな意味がある。

核なき世界への決意を明言したオバマのレガシーのためであるとか、
来るだけで謝罪しなければ意味がないとの意見も聞かれるが、
米大統領が広島を訪問することには歴史的な意味がある。

謝罪はお隣の国のように求めてさせるものではなく、
自ら進んでするものだし、米大統領が広島を何のために
訪れるかを考えれば、言葉にするかしないかは
大きな問題ではないだろう。

もちろん日本が謝罪を求めないのは、
GHQのウォーギルトインフォメーションプログラムに
洗脳されてしまったからでもなければ、
米国に事実上、占領されているからでもない。

それは、もう70年も前に起こってしまったことなのだ。
今さらどうにかして、取り戻せるものではない。

その過ちを認めたり、許したりすることは決してできないけれど、
だからといって何をどうすれば解決できるものでもない。

せめて米国の最高首脳が、被災者に向けて手を合わせてくれれば
それで良しとするのが日本人の気持ちではないだろうか?

謝罪は、本当に心からそれができる環境が整った時に、
米国民の総意として、してもらう日がくるだろう。

原爆死没者慰霊碑の石碑前面に
「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」
という文字が刻まれており、
主語がはっきりしないと、よく問題にされる。

ルバング島から奇跡の生還を果たされた小野田少尉は、
この碑文を見て「これはアメリカが書いたものか?」
と友人に尋ねられたらしい。

「過ちを犯したのは、日本人ではない」というのが
大多数の日本人の気持ちだろう。

この文章の主語は「人類」と考えるのが妥当だと思う。

「原爆投下という非人間的な行いを人類は
二度と繰り返してはならない」との思いを込めて
書かれたのだろう。

この地を、原爆を投下した唯一の国、
アメリカの現職の大統領が訪問する。

そこで彼は、核廃絶に向けた、どのような言葉を
残すのだろうか。


「お前の言うことはもっともだ」と思われた方は、
緑色の人気ブログランキングを押してやってください。soon

« 晩節を汚し続ける白鵬 | トップページ | アイドル刺傷事件の不思議 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/592248/63672994

この記事へのトラックバック一覧です: 伊勢志摩サミットについて:

« 晩節を汚し続ける白鵬 | トップページ | アイドル刺傷事件の不思議 »