技術革新力ランキングって何?
世界知的所有権機関(WIPO)は15日、国ごとの技術革新力を比較した
2016年のランキングを発表し、日本は昨年より三つ順位を上げて16位となった。
1位は6年連続でスイス。
ランキングは、WIPOと米コーネル大学などが研究開発投資、特許出願数、
科学技術論文数など82項目を国・地域別に点数化して比べた。
(2016年08月16日 08時33分 読売新聞)
https://news.nifty.com/article/technology/techall/12213-20160816-50012/
世の中には様々な訳の分からぬランキングがあるが、
この「技術革新力ランキング」というのも
一体どういう意味があるのかよくわからない。
「技術革新を生む環境」がどの程度整備されているかと、
「技術革新実績」をどの程度あげているかの2分野を細かな要素に
分け、点数化し、その合計で評価しているという。
1位 スイス
2位 スウェーデン
3位 英国
4位 米国
5位 フィンランド
:
11位 韓国
:
16位 日本
:
25位 中国
「技術革新を生む環境」×「技術革新の実績」
ということは、1位の国が将来的には技術力No.1になる
可能性が高いということになるのだろうか?
しかしながら、そんなことはあり得ない。
これからはスーパーコンピューターの性能が
技術革新力を決定づけると言われているが、
スパコンの計算速度のランキングでは
1位 中国
2位 米国
3位 日本
スパコンの省エネ計算速度のランキングでは
1位 日本
2位 中国
3位 米国
と、この3か国がしのぎを削っているのだ。
技術革新力ランキングにおいて
4位 米国
16位 日本
25位 中国
などという順位は考えられない。
韓国が日本や中国より上位にあるということも
絶対にあり得ない。
まあ、世の中には「世界大学ランキング」や「国債の格付け」など
ふざけたランキングや格付けが数多くあり、それをアップさせるために
血道を上げている人も少なくないと聞く。
これらのランキングは、基本的に情報弱者たちを
洗脳するためにつくられている。
大学だって本当に学びたいものがあれば、
この教授のもとで学びたいとか、こういう人材を輩出しているからとか
そもそもランキングなど関係ないはずである。
「お前の言うことはもっともだ」と思われた方は、
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