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2016年10月26日 (水)

警察に相談→バラバラ殺人

東京・目黒区で先月から24歳の会社員の女性が行方不明に
なっていることがわかり、警視庁は、女性の遺体を遺棄したとして、
女性の元交際相手で50歳の男を逮捕しました。
逮捕されたのは、住所不定・無職の佐賀慶太郎容疑者(50)です。
佐賀容疑者は、先月17日から20日ごろにかけて、
目黒区に住む会社員の中元志織さん(24)の遺体を埼玉県戸田市
の荒川などに捨てた疑いが持たれています。
(中略) 
中元さんは今年7月、佐賀容疑者からのストーカー被害について
警視庁に相談していたということです。
警視庁は、2人の間に金銭をめぐるトラブルがあったとみて、
詳しいいさきつを調べています。
(TBS系(JNN) 10月25日(火)17時57分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20161025-00000128-jnn-soci

警察に相談していたにもかかわらず、
ストーカーに付きまとわれて殺される。

こうした事件が、最近多いですね。

この原因は、日本人というか、日本に住む人間の
民度が落ちた、つまり道徳心が薄れてしまったことと、
犯罪の数に比べて警察官が少なすぎるためでしょう。

女性が警察に相談するのは、かなり状況が切迫していると
想像されますが、激しい暴力でもふるわれていない限り、
警察は注意することしかできません。

「ねずさんのひとりごと」というブログに書かれていたことですが、
『江戸の享保年間(徳川将軍吉宗の時代)は20年続きますが、
この20年に江戸の小伝馬町の牢屋に収監された囚人の数はゼロ』
だったそうです。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2969.html)

この100万都市の江戸を、与力50騎、同心240人の
僅かな人数で治安に当たっていたそうです。
(現在の警視庁警察官の職員数は45,000人)
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1233.html

いかに日本人の民度・道徳心が高かったか、
犯罪が起こらないように治安が保たれていたかが
分かります。

今となっては夢のようなお話ですが、
無法地帯のような現状を改善するには、犯罪が起こってからではなく、
起こる前の抑止に重点が置かれなければならないでしょう。

そのためにはGPS機能などを使った
被害者とストーカーの接近を警察が把握できるシステムや、
警察官の増員も必要かも知れません。

被害者が警察に相談しても、
ストーカーに注意するだけでは犯罪抑止に繋がらないし、
悲惨な被害者を増やすだけだと思います。


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