ポリティカル・コレクトネス
今年、気になった言葉に
「ポリティカル・コレクトネス」があります。
馬渕睦夫さんは「和の国の明日を造る」の中で、
なぜ「コレクトネス」ではなくて
「ポリティカル・コレクトネス」なのかについて
説明されています。
https://www.youtube.com/watch?v=RAFYzHzMwxQ
つまり「正しいこと」ならば「コレクトネス」で良いわけで、
なぜ「ポリティカル」がついているのか?
それは、「ポリティカル・コレクトネス」が
決して正しいものではないことを意味しています。
あくまで「ある政治的な正しさ」であって、
これは政治的な立場を異にすれば、
まったく逆の意味になる。
米大統領選で、暴言を吐くトランプ候補に投票したと
言えない雰囲気をつくったのもこの言葉です。
本来、民主主義とはマジョリティを得た側の
政治が行なわれるはずなのですが、
この言葉は「マイノリティが気分を害さない」
「差別されたと感じることを許さない」
マイノリティ優位の政治を強要します。
マイノリティに対する配慮が必要なことを
否定するわけではありませんが、
それによってマジョリティが阻害されることが
あってはならないと思います。
日本における「ヘイトスピーチ対策法」も同じです。
「犯罪を起こす在日外国人は日本から出て行け!」
と言うと「ヘイトスピーチ」になり、「日本死ね!」や
「日本人は韓国人女性を性奴隷にした」といった嘘話は
「ヘイトスピーチ」にならない。
誰が考えてもおかしなことを正当化するために
「ポリティカル・コレクトネス」という言葉が
つくられたわけです。
幸いなことに、この言葉のおかしさに
みんな気がついてきました。
しかしながら「ポリティカル・コレクトネス」を
叫んでいた側、つまりグローバリストたちが
このまま黙っているとも思えません。
来年はいよいよたいへんな年になる。
そんな気がします。
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投稿: 彩希 | 2016年12月27日 (火) 16時22分
どうもすみません。矢印ではなくて、ランキング表の下の四角い緑の人気ブログランキングと書かれたマークです。
投稿: kanata | 2016年12月27日 (火) 17時06分