米入国禁止令賛成49%
ロイター通信が1月31日発表した世論調査結果によると、
イスラム圏7カ国からの入国禁止などを命じたトランプ米大統領の
大統領令に賛成する人が49%となり、反対の41%を上回った。
27日の発令以降、全米で抗議活動が目立っているが、
国民の間では賛否が分かれていることが明らかになった。
調査は1月30~31日、1200人を対象にインターネットを通じて実施した。
賛成票は共和党支持者、反対票は民主党支持者に多く、
支持政党による意識の違いが浮き彫りになった。
大統領令の効果については「より安全になる」と答えた人が31%、
「より危険を感じる」が26%だった。
(日経新聞 2017/2/1 12:52)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM01H45_R00C17A2EAF000/
イスラム圏7カ国からの入国禁止令の報道を見ていると、
大多数の人が反対しているかのように思っていたが、
ロイターの調査では賛成が上回っているようだ。
僕もさすがにこれは行きすぎではないか、と感じていたのだが、
やはり報道を見ていて影響されたのかも知れない。
いま日本で、中国人や韓国人の入国を制限したら、
メディアは非道な行為と騒ぐだろうが、
世論調査をすれば恐らく賛成が上回るだろう。
いずれにしても移民の脅威は、それを受けている人にしか
分からないわけで、トランプ大統領も意味なく大統領令を
乱発しているのではない。
ヨーロッパでは移民によるレイプなどの犯罪が激増しており、
しかも反移民感情を煽ることを理由にその報道を控えるという
異常な対応が為されている。
大統領令に関しては、多少乱暴な法令であっても、
国民の安全のためには仕方がない、
というのが米国民の気持ちかも知れない。
しかし、それにしても大統領就任以来、
ブレーキの壊れた車のように走り続けているトランプ氏だが、
致命的な事故を起こさないように
気をつけてもらいたいものです。
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