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2017年3月 7日 (火)

ベイビー!逃げるんだ


東京地検は6日、乗用車でタクシーに衝突して運転手にけがを負わせ、
そのまま逃走したとして、警視庁に自動車運転処罰法違反(過失致傷)
などの疑いで書類送検されたお笑いコンビ「NON STYLE」の
井上裕介さん(37)について、不起訴処分とした。
地検は「許してあげてほしいという被害者の心情を考慮した」と説明。
罪の成立を認めながらも起訴猶予にしたとみられる。
井上さんは昨年12月11日午後、東京都世田谷区の都道で乗用車を運転中、
タクシーに衝突し、そのまま逃走。男性運転手の首に全治約15日間の
けがを負わせたとして、先月、警視庁世田谷署に書類送検されていた。
井上さんは事故後の調べに対し、「事故を起こしたことを世間に知られたら
大変なことになると思った」と供述していた。
(産経新聞 3/6(月) 16:05配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170306-00000539-san-soci

昔、忌野清志郎の「ベイビー!逃げるんだ」
という歌が流行ったことがあった。

これからは「車に衝突したら逃走」が流行るだろう。

車に衝突して逃げても、罪に問われず、
罰を受ける必要がないのだ。

酒でも飲んでいれば、みんな逃げる方を
選ぶだろう。

地検は「許してあげてほしいという
被害者の心情を考慮した」と言っているようだが、
吉本が裏から手を回した可能性だってある。

先日のアイドル刺傷事件の裁判では、
被害者の気持ちなどまったく斟酌せずに甘い判決を下したのに、
なぜ今回は被害者の心情を考慮するのか?

僕には検察や裁判官が、あらゆる犯罪を微罪化・無罪化し、
日本を犯罪天国にしようとしているとしか思えない。

怨恨などの犯罪になれば、犯罪者を放免することで
被害者が逃げ回らなければならなくなる。

だいたい「2人以上殺さなければ死刑にならない」
なんて誰が決めたのだ。

量刑は、犯罪の内容とその残酷さ、非情さを考慮し、
犯行後の反省の情などどうとでも演技できるものは
極力排除すべきだ。

犯罪は凶悪化し、量刑はどんどん軽くなる。

我々一般庶民は、犯罪に遭わないよう
祈るしかない。


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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

私もこれには非常に大きな違和感を覚えました。

悪意の有無以前に、やった事の重大さは非常に大きく、また責任もある意味一般人よりも重いものだと思います。

芸能人や有名人のこうした犯罪は減刑、または免除される傾向が強い様に感じられますが、私は良くないと思っています。

この事件とは関係無いですが、薬物に関しても芸能界はとても甘い様に感じます。

特に復帰させる動きが顕著で、某有名歌手もこの前逮捕されたにも関わらず、証拠不十分という事で釈放され、現在その前の逮捕で執行猶予期間中である身で新曲を出したりと活動している事を歓迎する空気が強いです。

彼が最近出した(出す?)著書は読んでませんが、警察が(別件で押収した等で持っている)薬物を自分が提出したお茶に混入させたと暗に言いたいのだと思いました。
実際は以前検査に使ったスポイトに付着した残留薬物が原因という形になりましたが、これも不可解だしそもそもそんなスポイト自体何故まだ持っている事がおかしいと思います。
更に言えば何故そんな都合良くスポイトが手元にあったのかという点も疑問です。

諸々の疑問や疑惑は今後数年ないし十数年後には解明されるかも知れませんが、その時一体どう申し開きするのか、今から見物です。

閑話休題になりますが今回の事件も同様に非常に極甘な措置に終わりました。
最も悪いのは取り調べの時と釈放後の発言が全く違い、言い訳をして責任逃れをした事です。

一般常識に照らせば、普通接触事故を起こしたらすぐに車から降り、被害状況を確認する筈です。

これは事故を起こしても起こされても誰もがやる事です。
そして警察を呼び、車屋や保険会社に連絡をしてその場で取り調べや実況検分を受け、事件性が無いと判断されたらお互い連絡先を交換して後は保険会社に事後処理を任せるというのが大まかな流れになります。

つまり、これをしなかった時点で当初報道された様に事故を起こした報道されたら大事になる事を恐れて逃げた左証になり、絶対に言い逃れは出来ません。

彼に聞きたいですが、じゃあ貴方は誰かに事故を起こされたら車を降りもせず相手を許してそのまま帰すんですか?と言いたいです。
そんな馬鹿な奴はいないと思うし、寧ろそんな事が起こればきっと彼はマスコミの前で相手を責めていた筈です。

先程記者会見の模様を観ましたが、まるで被害者の様にべそをかき反省の弁を語る姿は正直共感も同情も出来ません。

どうせすぐ復帰してまたテレビに出てくるのかと思うと、本当にこの業界の緩い頭に腹が立ちます。


コメントありがとうございます。とにかく日本は犯罪者にやさしく、犯罪被害者に冷たい国です。先ほど読んだ記事では、民事で賠償金を勝ち取っても、ほとんど加害者から支払われておらず、その賠償金も10年で時効になるそうです。賠償金の時効って何なんですかね?生涯をかけて払わせるのが当然だと思うのですが。

再度失礼します。
あまり返信に返信すると負担になるかなと思ったのですが少しだけ…。

民事訴訟の件もそうですね。
一体何万人が泣き寝入りしてるか分かりません。
そして10年の時効の所為で被害者やその家族が時効前に裁判所に申し立てをして再度10年間の時効延長をするというおかしな事を強いてます。
更に問題なのは、これはあくまで請求権を法的に認めただけなので、法的拘束力は全く無く、また強制力も無い為、実質まともな取り立ても出来ないまま時効の10年を迎える事例が殆どです。

もっと深刻なのは、加害者側の住所の報告義務も無く、またその所為で加害者が突然引っ越し等で姿をくらませて賠償金を踏み倒す場合が非常に多いから請求先が不明となり、取り立てが出来ない事が多くて被害者側から見ると第二第三の被害を受けている状態になっています。

これを防ぐ方法の1つとしては国が立て替えて加害者には税金として徴収する方法が挙げられていますが、私もこれに賛成です。

そして以前にも言及しましたがきちんと懲役刑に処してGPS付きの首輪等を着けて工事現場等の社会での労働を通して被害者に弁済する方法も良いと思います。(勿論額にも因りますけど)
特に詐欺被害にこのパターンが多いのですが、損害賠償を払わせる為に警察に通報しないで誓約書1枚で自由にさせる事例が多く、またそうした詐欺師は自由なのをいい事に、第二第三の被害者を餌食にする事件が多発しています。
これは犯罪取材の特番に数多く取り上げられている事からも広く知られているかと思います。

ただ、その場合でも満額弁済される確率は低く、他の犯罪に於いても損害賠償が満額支払われる事が非常に少ないです。

こんな不誠実でいい加減で無責任な人間に、一体どこが反省してて更正して真っ当に生きていると言えるのか分かりませんし、そこをきちんとしない・出来ない人間を安易に許す社会もおかしいと思います。
kanataさんの仰る様に、一生涯を賭けて罪を償うべきだと思います。

ネット上にあるとされる忘れられる権利についても基本的に認めるべきではありません。
自分が辛いからと訳の分からないありもしない権利を作り出して抹消する行為も反対です。


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