小池百合子と籠池夫妻
東京都の築地市場(中央区)から豊洲市場(江東区)への移転問題で、
市場問題プロジェクトチーム(PT)座長の小島敏郎氏ら都専門委員は8日、
築地市場で関係者に築地改修と豊洲移転の2案を説明した。
築地改修案では約730億円を投じ、豊洲市場を高層マンションや
商業施設用地として4370億円で売却できると試算した。
売却益は、豊洲整備関連で発行した地方債の返済などに充てる。
豊洲市場の解体費用は約150億円を見込む。
築地市場は7年かけて段階的に改修。
営業しながら工事を進めることは可能だという。
一方、豊洲移転案の場合、開場後の運営で年間約27億円の赤字が生じるほか、
将来的に使用料の値上げや税金投入などを迫られると指摘した。
提示した案は、5月にPTがまとめる報告書に反映させる。
(時事通信 4/8(土) 18:30配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170408-00000089-jij-pol
築地市場の豊洲移転問題が、
どんどんおかしな方向へ向かっている。
タイトルを「小池百合子と籠池夫妻」としたのは、
両者に、一度誤った判断を下すと二度とまともな道に戻れない
という点が共通しているからだ。
籠池夫妻は、安倍総理の名前を勝手に使ったり、
昭和天皇が行幸されたという嘘をHPに載せたり、
もともと問題のある人物ではあったが、
最終的には怪しげな活動家に操られることによって、
誰からも支持されない哀れな存在となった。
小池百合子も、日本新党→新進党→自由党→保守党→保守クラブ
→自由民主党と政党を渡り歩いたり、あの小沢一郎の側近だったり、
もともと怪しげなところのある政治家ではあったが、
舛添要一→増田寬也と、都議会自民党が推す都知事候補が
あまりに酷かったことから人気を博したに過ぎない。
そして今では、都議会自民党と対峙するために、
共産党と接近したり、公明党と手を組んだり、
民進党離党者を都民ファーストの会に受け入れたり、
やっていることは無茶苦茶だ。
このままでは、豊洲移転問題においても、籠池夫妻と同様
まともな判断が下せなくなってしまうのではないか?
「豊洲は科学的には安全」となったところで、
この問題は解決したはずなのだ。
あとは、その結果を持って都民に安心してもらうように
小池都知事が努力をすればよかったのである。
それなのに、この問題を長引かせて都議選に利用しようと
画策したあたりからおかしくなった。
築地市場を営業しながら改修工事をすることは
現実的でないという結論はすでに出ている。
東京五輪を控え、これ以上の都政の停滞は許されない。
豊洲問題で判断を誤れば、小池都知事は都民の信頼を
完全に失ってしまうことになるだろう。
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