慌て始めた小池知事
東京都の築地市場(中央区)からの移転が延期された豊洲市場(江東区)をめぐり、
都の専門家会議(座長・平田健正放送大学和歌山学習センター所長)は11日、
土壌汚染に関する追加の安全対策をまとめた。
都の市場問題プロジェクトチーム(座長・小島敏郎元青山学院大教授)も5日、
築地改修と豊洲移転の2案を併記した報告書をまとめており、
小池百合子知事が移転の可否を判断する材料が、ほぼ出そろったことになる。
移転問題が都議選(23日告示、7月2日投開票)の争点の一つになるとみられる中、
小池氏は14日に庁内組織の「市場のあり方戦略本部」(本部長・中西充副知事)
を開き、課題などを点検。その結果を踏まえ、判断を下す方針だ。(後略)
(時事通信 6/11(日) 17:03配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170611-00000045-jij-pol
有本香さんの「小池劇場が日本を滅ぼす」が爆発的に売れ、
小池知事のやってきたことが都政を混乱させただけということが
世間にバレ始め、いよいよ彼女は慌てているようだ。
もともと非現実的な築地再整備など決められるわけもなく、
万全な対策を施した風を装い、豊洲移転へと舵を切りたいようだが、
問題はそれほど簡単に収まるとは思えない。
築地仲卸の「生田よしかつ氏」によれば、
この問題は35年もの歳月をかけて、すったもんだしながら合意形成し、
ようやく豊洲への移転を決定したのだという。
それを小池知事が突然ちゃぶ台返しし、
話を振り出しに戻してしまったのだ。
もう無害化はできない事は明らかになっているのに
それでも豊洲に移転しますと言えば、
反対勢力が黙っていないだろう。
万一、移転反対派を納得させ、豊洲へ移転しても、
業者への少なからぬ補償費が発生するだけでなく、
豊洲がとても人が住むようなところでないほど
化学物質にまみれた地であるという風評被害は残るだろう。
結局、小池知事は築地市場関係者を混乱させ、対立を生み、
豊洲のイメージをどん底に突き落としただけなのだ。
この問題は小池知事の責任問題に発展するだろうし、
これからも長く尾を引くだろう。
もうすでに「生田よしかつ氏」は小池知事を相手取って
住民訴訟を起こしているし、
今後彼女は様々なところから訴えられる可能性がある。
調子に乗って都政を混乱させた責任は
決して小さくない。
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