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2017年7月11日 (火)

フェイクが世論を動かす


今日は産経新聞に面白いコラムが載っていた。
京大名誉教授の佐伯啓思氏が「フェイクと民主政治」というタイトルで
加計学園問題から東京都の市場移転問題までを眺めて
民主政治の本質について語っておられる。

下記アドレスで全文を読んでいただきたいが、
要約するとこうだ。
http://www.sankei.com/column/news/170710/clm1707100007-n1.html

トランプ米大統領が拡散した「フェイクニュース」が
現在の民主社会の様相を見事に言い表している言葉だとし、
あらゆるところにフェイクが紛れ込む可能性を示しながら、
最後にこう結ばれる。

『われわれは、いま、こういう厄介な時代に生きている。
事実を突きあわせて白黒判定するという時代ではない。
東京都の市場移転問題にしても何が「事実」かなど確定できない。
フェイクであろうとなかろうと、
もっともらしく見せて大衆の支持を得、
世論に影響を与えることができればよいという時代なのである。
しかし、それこそが実は、民主政治の本質であることを
知らなければならないだろう。』

僕はメディアがフェイクニュースを流し、
それに世論が流されてしまうことを悪しき民主政治だと
考えてきた。

しかしながら、佐伯先生は
「それこそが民主政治の本質だ」
といわれる。

考えてみれば、良き民主政治と悪しき民主政治を
いかにして見分けられるだろう。

少なくとも我が国は、戦後70年間、
日本は悪い国だと教えられ、戦力も保持せず、
身を潜めて生きよと教育やメディアによって
洗脳されてきた。

そんな日本に良き民主政治の時代が
あっただろうか。

韓国国民が、北朝鮮のスパイのような大統領を選んだのも
民主的な選挙によってである。

米国がトランプを選び、英国がEU離脱を選択し、
フランスがマクロンと共和国前進を選んだのも
民主的な手続きによってであったが、
その選択が正しかったのか、間違っていたのか、
何がフェイクで、何がそうでなかったのか、
断言することは困難だろう。

そこに民衆に主権を委ねた
民主政治の危うさがある。

佐伯先生が言われるように、
「フェイクであろうとなかろうと、
もっともらしく見せて大衆の支持を得、
世論に影響を与えることができればよい
という時代」なのだ。

それが「都民ファーストの会」の圧勝であり、
自民党支持率の急落である。

民主政治など信じるに足りないが、
では何が信じられるのかと問われると
答えは容易には見つからない。


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コメント

国民には、大手メディアこそが、フェイクニュースの発信源という共通認識が必要だ!

コメントありがとうございます。大手メディアは明らかにフェイクではあるが、そうと見えないところにもフェイクは潜んでいる。問題なのはフェイクが大衆の支持を得、世論を動かしてしまうということ。それが民主政治の本質であるということ。だからグローバリズムという資本家の独裁はほとんど見過ごされ、ここまで進んでしまったのだと思います。

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