不気味に伸びる共産党
先の東京都議選では、自民党の大敗と地域政党「都民ファーストの会」の大躍進
の陰に隠れて目立たなかったが、共産党も2議席増やして19議席を獲得している。
5議席だった民進党の実に4倍近い数字であり、
23議席の自民、公明両党にほぼ並んだ。
▼共産党は昨年7月の参院選でも改選3議席を6議席へと倍増させており、
じわりと、だが確実に勢力を伸長させている。
民進党が、自民党批判の受け皿にも政権交代の選択肢にもなれずにいる
体たらくなので、その分存在感を増しているのだろう。
▼ただ、こうした日本の現状は、世界的には稀有(けう)な事例らしい。
歴史資料収集家の福冨健一氏の著書『共産主義の誤謬(ごびゅう)』によると、
先進国で共産党が躍進しているのは日本だけで、
欧米では消えつつあるという。米国や英国、ドイツ、イタリアなどでは
共産党は国政の場に議席を持っていない。(後略)
(産経ニュース2017.7.8 05:04)
http://www.sankei.com/column/news/170708/clm1707080003-n1.html
何故、世界で消えつつある共産党が
日本で伸張しているのか?
これは日本人が物事をまともに考えなくなっていることと
無関係ではないだろう。
共産党は、チャイナや旧ソ連、北朝鮮と同様、
共産主義社会を目指す政党なのである。
いまは憲法改正に反対し、護憲政党を装っているが、
その実、『共産党綱領では皇室制度について
「存廃は、将来、国民の総意によって解決されるべきもの」と明記しており、
将来は共和制を目標とする考えも示している。』そうだ。
共産党に投票した人は、日本がチャイナや北朝鮮のような
国になることを望んでいるのだろうか?
決してそうとは思えない。
おそらく「自民党は嫌いだし、民進党はどうしようもないし、
何となく共産党に入れてみた」というようなところだろう。
「朝日新聞がダメだから、東京新聞を購読する」というような、
まったく世間知らずで脳天気な日本人が
不気味に増えているのである。
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それほど日本の自由度が高いということ。
国民の政治意識が低いということ。
この2点ではないでしょうか。
その間隙をぬって共産党が存在しているということです。
そう思います。
投稿: 読者 | 2017年7月 9日 (日) 18時01分
コメントありがとうございます。自由すぎるのも考え物ですね。今や日本は犯罪も自由になりつつあります。凶悪犯罪が不起訴になったり、軽微な判決が下されたり、将来的に日本は、自分の身は自分で守らなければならない国になりそうな気がします。
投稿: kanata | 2017年7月 9日 (日) 22時48分