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2017年8月17日 (木)

憲法を守るか?日本を守るか?

一昨日、靖国神社で行なわれた「第3回 靖国の心を未来へ!
感謝の心をつなぐ青年フォーラム」での我那覇真子さんの
講演はとても感動的だ。

短いお話なので、下記アドレスでお聴きいただきたいが、
https://www.youtube.com/watch?v=hEZ15p6QOls
そこには若者らしいストレートな想いが溢れている。

沖縄の神風特攻隊の隊長が出撃前に発した
「自分が戦死するのは何とも思っていないが、
この戦争が終わったあとの日本はどうなっているのだろうか」
という言葉を引きながら、
現在の日本を「テレビに象徴される底なしの文化の退廃と白痴化」
と断じ、その一例として「成人式における幼稚園児にも劣る
低俗ならんちき騒ぎ」を取り上げる。

「日本は自らの誇りを捨て、隣国に侮辱され、
国家主権を侵されるままの国になってしまった」

彼女は、とても「英霊に釈明できない」現状を憂い、
英霊に深く詫び、今しばらくの猶予を請う。

そして、「祖国日本は再び立ち上がる」と誓う。

さらに、憲法問題にふれ、
「有事の際、我々は憲法を守るのか?日本国を守るのか?」
と問いかける。

彼女は「自衛隊が国民を、国家を守ることを信じ
そのためには国民がそうした世論をつくることが不可欠」と説く。

「自衛隊は国民を守り、国民は自衛隊を守る」のだと。

最後に「沖縄県民として国防を担える沖縄であることを誇りに思う」
という言葉で話を終える。

今の沖縄は、翁長知事に見られるように
日本人とはとても思えない俗悪な人間もいるが、
我那覇さんの言葉には、
日本人としての強い意識を感じる。

「憲法を守るのか?日本を守るのか?」という問題は、
今や我々の目の前に突き立てられているのだが、
「自衛隊が日本を守れるための世論」は、
まだまだ盛り上がってはいない。


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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

アメリカに限らないでしょうが、現代の先進国の政治家は、イメージ戦略やメディア対策も政治家生命を左右するように見えます。
政治家に崇高な思想や遠大な志があっても、詳しく知る有権者が少数では落選することでしょう。とにかく当選しないと始まらない。多方面に配慮が必要になります。

特に国内向けには、耳触りがよくて、単純に正義に見えるイメージを効果的に発信する。アメリカなんか単純に理想一本やりなところがありますし。
仕込みもあり得るというのは、ごもっともです。理想と情緒のイメージだけで、そんなに「イイね」になるのが、ムード民主主義ですわ。

これはもう、民主主義の欠点を端的に示していると思います。ひとことで言えば「人気投票」に持ち込む手法です。
私は自分からツイッターをしないし見ないのですが、あの簡単でわずかな画面では、本来はややこしいはずの現実問題について表明するのは無理がないかと思えてなりません。
(もちろん、フォロワーが継続的に全体像を把握していれば別でしょうし、客観的な端的な情報発信であれば事情は違いますが。)

日本でも、歴代首相経験者が、示し合わせたように「反原発・再稼働反対」や「アジアの平和」を言いだして安倍首相の足を引っ張り出すのに似て、誰かが裏で動いているように見えてしまいます。

コメントありがとうございます。「パクリで賞賛される寒さ」に対するコメントかと思いますが、とにかくオバマの言うような「きれいごと」が賞賛され、そのオバマ自身が操り人形でしかないところに世界の不幸があります。その操っている側に、世界もまた操られているという現実が、最悪の未来を想像させます。

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» 異次元の無法が日本海に広がっている差し迫った脅威・・・ [母さんによる徒然・・・]
☆国民の代表が外圧を忖度して靖国参拝し ないというのは、一国民としては納得がいか ないよな。 かと言って、確かに参拝すりゃあ中韓がガタ ガタ行ってくるのは当然だし、北をめぐる協力 体制を固めなければならないこの時期にもめ ごとは避けて置こうという判断も大事な事では あるな。。。(# ゚Д゚)!!! http://hirotaka2235.blog35.fc2.com/blog-entry-5539.html... [続きを読む]

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