小池百合子を褒める

『東京都の小池百合子知事が、市民団体で構成される実行委員会主催の
関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式への追悼文送付を断ったことが24日、
都への取材で分かった。
歴代知事は応じ、小池氏も昨年は送付していた。
都は「知事は都慰霊協会主催の大法要で亡くなった全ての人に
哀悼の意を表しているため、個別の追悼行事への送付を
差し控える方針となった」と説明する。（後略）』
（産経ニュース　2017.8.24 13:37）
http://www.sankei.com/life/news/170824/lif1708240029-n1.html

たとえ相手が小池百合子であっても、
正しい判断には「いいね」を贈らなければならないだろう。

関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式には記録上、
石原慎太郎氏、猪瀬直樹氏、舛添要一氏の歴代知事が追悼文を
送付していたという。

追悼式の案内状には「６千余名、虐殺」
の文言があるようだ。

それが歴史捏造に加担することなら
追悼文送付を行なわないという判断であれば、
小池知事に賛意を表したい。

「知事は都慰霊協会主催の大法要で亡くなった全ての人に
哀悼の意を表しているため、個別の追悼行事への送付を
差し控える方針となった」という判断も正しいと思う。

もちろん、今回の判断が都のリーダーとして、
適切なものであったとしても、
豊洲への市場移転や五輪のための環状2号線の問題で
激しく非難する気持ちは変わらない。

豊洲や五輪問題は、もう手遅れではあるけれど、
これから最善手を指し続けることが、
都民の信頼を回復する唯一の道だと思う。

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