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2017年8月25日 (金)

夫婦別姓、悪ではない?


『野田聖子総務相は24日に京都市内で行った講演で、
選択的夫婦別姓の導入について「女性が社会で活躍していくための
阻害要因にもなっている名字を変えなきゃいけないということも
夫婦の自由に任せてはどうか。
(夫婦)二人で別々の名前を名乗りながら、
夫婦の愛を育てていけばいいんじゃないか」と述べ、
女性の社会活躍を進める立場から、導入に前向きな姿勢を示した。
(中略)
野田氏は少子高齢化社会の進展に伴う介護問題に触れながら
「社会全体でどう高齢社会を支えていくかというシステムを
変えていかなければならない時代だ。特段、選択的夫婦別姓は
悪ではないと思う。まったく進んでいない」と語った。』
(産経ニュース 2017.8.25 17:52)
http://www.sankei.com/politics/news/170825/plt1708250033-n1.html

夫婦が同一姓を名乗ることが、
「女性が社会で活躍していくための阻害要因にもなっている」
と野田聖子は言うが、果たしてそうか?

戸籍上の姓が変わっても、
会社ではそれまでと同じ姓で通す人は結構多い。

僕が以前いた会社では、そういう人が3人いた。
女性はもとより、婿養子に入った男性も同様だ。

長く続いて定着した制度を、
「選択的夫婦別姓は悪ではない」というような曖昧な理由で
変えるべきではないと僕は思う。

こういうのは「旧来の秩序はすべて壊してしまえ」
という共産主義の考え方に繋がる。

夫婦別姓にして、父親、あるいは母親と子供の姓が違うというのは
僕には大きな違和感がある。

日本人は名前よりも名字で呼ぶケースが圧倒的に多い。

佐藤さんの子供が、鈴木さんである場合、
混乱しないはずがない。

何度も言うが、長く続いて定着している制度を変えるには、
変えるに足る切実な理由が必要だと思う。


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コメント

「女は三界にいえなし」と聞けば、女性に同情するし、哀れさえ感じますが、制度を変えようとするのは行き過ぎです。

野田や福島みずぽらの夫婦別姓は、女性議員や一部のサヨクフェミニズムからの要求です。彼女らの要求は、男女平等や女性の解放というよりも、シナ朝鮮の夫婦別姓に近い臭いを感じてしまいます。男女間に溝を作りたいのかと。
天皇の男系に否定するメンタリティに通じる心性もあるのでしょう。

「姓」は家系を証明するもので、親という別人格から与えられたものです。個人主義の観点からすれば、「姓」そのものが縛りと言えます。サヨク的思考ではそうなります。

夫婦になったとたんに、「姓」にこだわるのが不自然です。
彼女らは、要は家系制度に反対なわけでしょう。制度と家系まで否定すると、さまざまな弊害も生まれるはずです。
夫婦別姓論者がそこまで考えて実践しているとは思えません。いっそのこと、「姓」そのものを否定したらどうなんだと思います。

姓が変わったら活躍できないなんて、こじつけに過ぎませんね。

コメントありがとうございます。おっしゃる通り既存の秩序破壊が彼らの目的ですから、日本においてはその最大のターゲットが皇室です。自由とか平等とか耳障りの良い言葉で、日本の国柄を破壊しようとしているだけなのです。

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