基礎知識が欠如した年鑑
今日の産経新聞に「現代用語の基礎知識」
の広告が載っている。
「日本でたったひとつの新語・新知識年鑑、
新発売。」とある。
その販促の一環として毎年やっている
「新語・流行語大賞」には、
今年も新語でも流行語でもない言葉が
並んでいる。
「アウフヘーベン」「インスタ映え」「うつヌケ」「うんこ漢字ドリル」
「炎上○○」「AIスピーカー」「9.98(10秒の壁)」「共謀罪」
「GINZASIX」「空前絶後の」「けものフレンズ」「35億」「Jアラート」
「人生100年時代」「睡眠負債」「線状降水帯」「忖度(そんたく)」
「ちーがーうーだーろー!」「刀剣乱舞」「働き方改革」「ハンドスピナー」
「ひふみん」「フェイクニュース」「藤井フィーバー」「プレミアムフライデー」
「ポスト真実」「魔の2回生」「○○ファースト」「ユーチューバー」
「ワンオペ育児」
「アウフヘーベン」は外国語にすれば
何でもありがたく感じてもらえると勘違いした
某都知事が使った言葉でしかない(流行ってない)。
「うんこ漢字ドリル」は売れたドリルのタイトルだ。
「9.98」は、日本人で初めて10秒の壁を破った、
桐生祥秀選手の記録。
「ひふみん」はニックネーム。
「藤井フィーバー」は、将棋界で公式戦29連勝 の新記録を樹立した
藤井聡太四段(15)の活躍を指しているのだろうが、
こういう言い方はあまり聴いたことがない。
そもそもこんな言葉を並べられても、
面白くも何ともない。
第一生命の「サラリーマン川柳」のように
もっと読む人をほっこり和ませるようなものが
考えられないのだろうか?
それにしても今時「現代用語の基礎知識」なんか
誰が買うんだろう?
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コメント
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#おいテレ朝
投稿: | 2017年11月13日 (月) 15時13分