補助金100億何が悪い?
国の助成金をだまし取ったとして東京地検特捜部に詐欺容疑で逮捕された
スーパーコンピューター開発会社社長斉藤元章容疑者(49)の関連会社に、
助成金や優遇融資名目で認められた公的資金が100億円を超えることがわかった。
特捜部は容疑の助成金以外に不正がないか調べるとともに、
会社の創業直後から巨額の公的資金が流れ続けた経緯について解明を進めている。
特捜部は、斉藤容疑者が経営する「PEZY Computing(ペジーコンピューティング)」
が経済産業省所管の国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」
(NEDO)から2013年度に助成金約4億3千万円をだまし取ったとして逮捕した。
関係者によると、グループ会社への外注費を水増ししていた。
斉藤容疑者は容疑を認め、「別事業の開発に回し、私腹を肥やすためではなかった」
と供述。ただ実際には、一部は私的に使ったとみられ、助成金などの使途は
社内ではほぼ独断で決めていたという。
(朝日新聞DIGITAL 12/17(日) 7:15配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171217-00000004-asahi-soci
僕はいまだにペジー社社長の何が悪かったのか
よく判らない。
国の補助金を得てスパコンの開発をし、計算速度部門で世界4位、日本1位、
省エネ部門で世界1位という目覚ましい成果を残した。
国の補助金をもらって、実際には何も開発していなかった
というなら詐欺に当たるだろうが、これだけの成果を挙げれば、
文句のつけようがないのではないか?
スパコンの開発には莫大な金がかかる。
本来なら国策としてやるような大事業を
ベンチャー企業が取り組んでいたのだ。
斉藤元章氏が補助金で遊興三昧にふけっていた
というわけではないだろう。
こんなことで日本のスパコン開発事業がチャイナや米国に
後れを取るのは残念でならない。
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☆国の補助金を得てスパコンの開発をし、
計算速度部門で世界4位、日本1位、省エ
ネ部門で世界1位という目覚ましい成果を
残した。 [続きを読む]
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