立憲主義と民主主義
12月14日(木)の虎ノ門ニュースで
竹田恒泰さんが「立憲主義」と「民主主義」は対立概念である
ということを説明されていた。
https://www.youtube.com/watch?v=fFt7I8PZHw4&list=PLdoANlSaeHve-kT14L4OaVhBd8m4KVMYt
(21分くらいから)
立憲主義とは憲法を軸にする、という意味だから
「死んだ人たちが決めたこと」に従うことになる。
ところが民主主義というのは今を生きている人たちが
さまざまなことを議論して決めるという制度で、
立憲主義とは逆の立場を意味するわけだ。
つまり「死んだ人たちによる統治」と「今を生きている人たちの統治」
という全く正反対の概念なのである。
さらに言えば、その「死んだ人たちが決めたこと」というのは、
私たちの先人が決めたものではない。
私たちの憲法は、占領軍である米国が、日本を二度と地域大国にしない、
つまり一人前の国家にしないためにつくったものだ。
つまり、日本における立憲主義とは、
「日本を二度と地域大国にしないために米国が作った憲法に従う」
ということを意味するわけである。
となれば、左翼の憲法学者が言っている立憲主義というのが
いかにおかしなものか判るだろう。
立憲主義を強調する人たちは、「日本を一人前の国家にするな」
と主張しているということになるのである。
私たちは「立憲主義=民主主義」
のように立憲主義を語っているが、少し見方を変えるだけで、
それがいかにおかしな考え方であるかが理解できる。
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☆立憲主義とは憲法を軸にする、という
意味だから「死んだ人たちが決めたこと」
に従うことになる。 [続きを読む]
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