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2018年4月 8日 (日)

電車の防犯カメラをなぜ批判?


『JR東日本は3日、2018年度以降に製造する全車両に防犯カメラを設置する
と発表した。保有するのは約1万2000両。
完了時期は未定だが、中央線特急、常磐線特急、成田エクスプレスは
18年度末から客室を改造して2カ所ずつ順次、設置する。(中略)
東京大の樋野公宏准教授(都市計画)は「防犯カメラの設置は乗客の
プライバシー侵害の恐れがある。相応のメリットを数字で示すことが必要」。
慶応大の大屋雄裕(たけひろ)教授(法哲学)は「今後犯罪をする可能性が
あるとして、一般の人が追跡されることにつながらないか。
情報管理のルールとルールを守る保証が課題」と指摘する。』
(東京新聞 2018年4月4日 朝刊)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201804/CK2018040402000155.html

防犯カメラは犯罪の検挙に役立つだけでなく、
犯罪の抑止にも繋がる。

電車のような公共の場に、
なぜこれまでもっと防犯カメラが設置されなかったのか
ということの方が不思議だ。

その理由は、何かというとプライバシーの侵害を理由に
防犯カメラ設置を妨害しようとする、
この東京新聞に登場する大学教授などの主張によるものだ。

電車の中は日々痴漢という犯罪と冤罪が繰り広げられており、
僕のように冤罪を恐れる人間にとっては、
もうあらゆる角度から撮ってもらいたいと思うほどだ。

つまり、防犯カメラを設置されて困るのは、
痴漢をする側、冤罪をなすりつける側の人間なのである。

電車の中は痴漢だけでなく、スリや恐喝、小競り合いなど
犯罪の発生頻度が極めて高い。

犯罪から被害者を守るために、
防犯カメラは極めて有効だと思われる。

電車のような公共の場で守られねばならない
プライバシーって何なのだ?


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コメント

まったくですね。私も混んでいる電車に乗る時には、「誤解」を招かないように、「言いがかり」を付けられても証明できるように、立ち位置や手の動きに神経を使って工夫しています。

実際、痴漢の冤罪で実刑を受けた人がいたり、「第三者」を装った仲間が仲介してその場の「示談」にさせられるケースもあるとか。当たり屋です。

裁判所は、「被害者」に寄り添った心情から入って、被害は自己申告をあまり疑わないようです。まるで、あれやこれやの被害女性の自己申告そのままです。
加害容疑者には、「やっていないことの証明」を求めるそうです。それは無理というものです。悪魔の証明ですが、これもあれやこれやと同じです。
いやになりますね。

こんな状況を改善できるカメラを否定する教授なんかの思想心情もうかがい知れるというものです。
おっしゃるとおり、電車の中に「プライバシー」を持ち込む考えがおかしいですね。

コメントありがとうございます。社民党の福島瑞穂などは、以前から公共の場での防犯カメラの設置に反対していました。なぜなんでしょう?何か困ることでもあるんですかね。

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