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2018年8月 8日 (水)

女子一律減点6割理解できる


『東京医科大学(東京都新宿区)の入試で女子受験生が
一律に減点されていた問題で、その措置に「ある程度理解できる」とした医師が
6割に上ったことが8日、医師向け人材マッチングサービス大手「エムステージ」
(東京都品川区)が約100人の医師に行った緊急調査で分かった。
「周りに負担をかけているため仕方ない」という諦めの声が多く寄せられ、
同社は「妊娠・育児を経る医師が働き続けることのできない医療現場に
課題がある」と分析している。
一律減点に対し、「理解できる」が18.4%、「ある程度理解できる」が46.6%だった。
その理由について、「女子の離職率や勤務制限があるのは事実であり、
男性や未婚女性への負担が大きくなっているから」(放射線科医)、
「妊娠・出産での欠員を埋めるバックアップシステムが
不十分であることも事実」(小児科医)などの声が寄せられた。(後略)』
(産経ニュース 2018.8.8 14:32)
https://www.sankei.com/affairs/news/180808/afr1808080007-n1.html

このニュースに最初に触れたとき、
なんて馬鹿なことが行なわれているのだろうと
非難する記事を書いた。(8月4日「最低学府としての大学」)

しかしながら、その後のニュースで、
意外にもこの得点操作に理解を示す人が多いのに驚いた。

上記の記事でも、約6割の医師が「理解できる」と
肯定的に答えている。

僕の考えは、もちろんいまも変わらない。

「理解できる」と答えている人たちは、「受験」と「就職」を
混同しているのではないか?

たとえば法学部を卒業したからといって、
誰もが弁護士や裁判官など法曹界に進むわけではない。

女子は法曹界に進む人が少ないからといって
一律に減点することが理解されるだろうか?

受験に合格して医学部で勉強し、みんなが医師になるとは限らない。
その後の進路は、それこそ自由なのだ。

「女子を増やすと眼科医と皮膚科医ばかりになってしまう」
といった意見も見かけたが、世の中は需要と供給によって
成り立っており、眼科医と皮膚科医にも定員があるだろう。

外科医になる人が少ないのなら、
外科医志望者を優遇すればいい。

なり手が少なければ価値が高まるのは当然のことで、
外科医を優遇することに文句を言う人はいないだろう。

要するに、就職の段階で一部の診療科に集中しないよう
差をつければいいわけで、
それをフェアでなければならない受験の段階で
やろうとするのがおかしいと思うのだ。

女子の離職率や勤務制限については、
病院経営の問題に過ぎない。

それにしても受験の際に女子を一律減点することに、
これほど多くの人が理解を示すとは思わなかった。

差別という言葉は好きではないけれど、
これこそ女性差別だと僕は思います。


「お前の話はもっともだ」と思われた方は、
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