見切り発車の太陽光発電
『異例の猛暑で電力需要が拡大する中、
大手電力会社の各エリアで夕方以降に需給バランスが
不安定になる事態が起きている。
普及が進んだ太陽光発電の出力が急減するためで、
今夏は特に熱帯夜続きで夜間でも冷房需要が増えている。
九州電力管内では7月、供給力に占める需要の割合(電力使用率)が
午後7時台に「厳しい」とされる95%に達したケースもあった。
国は将来的に太陽光など再生可能エネルギーを主力電源にする方針だが、
いかに安定供給を維持するかが課題になりそうだ。(後略)』
(産経WEST 2018.8.17 08:32)
https://www.sankei.com/west/news/180817/wst1808170019-n1.html
太陽が出ている間は発電できるが、
太陽が隠れると発電できなくなる。
この根本的な問題を解決せずに、
見切り発車で太陽光発電を採用したために、
電力の安定供給が困難になる事態が
発生している。
太陽光発電がストップすると、
それをカバーするために火力発電を稼働しなくてはならず、
不安定な太陽光発電のために
火力発電は常にバックアップしていなくてはならない。
つまり、設備は2倍必要となるのだ。
常識で考えれば分かるが、
太陽光発電の比率が高まれば高まるほど、
電力の安定供給は難しくなる。
その太陽光発電を推進するために
国は固定価格買い取り制度により
我々の電気代に料金を上乗せして
徴収している。
その金額は30年度には4兆円を超えるという。
http://www.sankei.com/economy/news/170723/ecn1707230008-n1.html
日本の電力供給を不安定にしながら、
大儲けする。
民主党政権時代の菅直人と孫正義の
高笑いがよみがえります。
「お前の話はもっともだ」と思われた方は、
緑色のボタンを押してやってください。
« 総理・総裁としての資質ゼロ | トップページ | 2歳児が飴玉噛み砕く不思議 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 子ども予算財源を社会保険から? (2023.01.31)
- 5類移行でなぜ財政支援必要?(2023.01.30)
- 岸田は何を謝罪するのか?(2023.01.29)
- 一方的譲歩を続ける岸田政権(2023.01.28)
- 日韓の健全な関係は不可能(2023.01.27)
コメント
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 見切り発車の太陽光発電:
» 固定価格買い取り制度により我々の 電気代に料金を上乗せして徴収しているのだぞ・・・ [母さんによる徒然・・・]
☆太陽光発電を推進するために国は
固定価格買い取り制度により我々の
電気代に料金を上乗せして徴収して
いる。
その金額は30年度には4兆円を超え
るという。。。(# ゚Д゚)???!!
http://otto-kanata.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-794f.html... [続きを読む]
まったくです。
ご指摘のとおり、普通に考えれば、実用性の面でも経済性の面でも不合理だと、最初からわかる制度です。
そんなものが、実施後数年を経ても抜本的な見直しがされていないことも、異常気象以上に異常です。
韓直人と損のばかやろうは許せません。
投稿: ゆ | 2018年8月18日 (土) 01時26分
コメントありがとうございます。洪水などの水害では、太陽光パネルによる感電の危険もあるという。新しい発電施設をつくるのに、効率性や安定性はもちろん、危険性など様々な観点から検討はなされたのでしょうか?太陽光発電は、現時点では問題が多すぎるように思います。
投稿: kanata | 2018年8月18日 (土) 20時13分