野田聖子がなぜ総裁候補?
『自民党総裁選挙への立候補に意欲を示す野田総務大臣は、
女性や高齢者、障害者などすべての国民が活躍できるフェアな制度を構築し、
「世界標準の国」を目指すことを柱とする政策を発表しました。
来月の自民党総裁選挙に向けて、野田総務大臣が地元・岐阜市で発表した
政策では、まず政治姿勢について、トップダウンではなく国民の声を
丁寧に聞いて「双方向」の政治を実行するとしています。
そのうえで、女性や高齢者、障害者などすべての国民が活躍できるよう
在宅勤務の拡大など働き方の多様化を進め、公平に評価するフェアな制度を
構築して「世界標準の国」を目指すことを前面に打ち出しています。(後略)』
(NHK NEWS WEB 2018年8月5日 18時07分)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180805/k10011564441000.html
共同通信社の調査による
自民党の所属国会議員405人の支持動向では、
支持者の数は
安倍晋三310人、
石破茂24人、
野田聖子2人だった。
(7月25日付)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018072901001491.html
つまり今のところ野田聖子を支持しているのは、
本人を含めて2人しかいないのだ。
これを総裁候補と呼ぶのだろうか?
支持者が1人しかいないのに、
総裁選に向けての政策を発表するとは、
この人のメンタルは相当なものだが、
これを取り上げるメディアもメディアである。
まあ、話している内容は、
安倍総理が掲げる1億総活躍社会と
ほとんど変わらない。
強いて挙げれば「世界標準の国」という言葉だが、
それは、これまで散々破壊されてきた「日本的なもの」を
さらに壊していこうという、
グローバリズム強化の考え方だ。
野田聖子が総裁選に出るのか分からないし、
仮想通貨もどきで失脚の可能性もあるし、
彼女が自民党総裁になる可能性は
永遠のゼロ%だろうから
問題にする必要もないのだが、
なぜ彼女が注目されるかを考えると
それは石破茂に続いて、
彼女を総理総裁にしたいという勢力が
存在するということだ。
そうすれば日本のグローバル化は完成し、
日本的なるものは完全に失われ、
チャイナや半島の思い通りになる国が
できあがるということだろう。
支持者1人の総裁候補をメディアが取り上げるのは
そうした理由による。
党内での支持はほとんどないのに、
女性総理第一号は野田聖子というイメージをつくり、
安倍総理の次を狙っている。
絶対に無理だとは思うけれど…。
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石破も野田も自民には不似合い。はっきり言っていらない。
投稿: ゆ | 2018年8月 6日 (月) 21時27分
コメントありがとうございます。よく「総裁選はやった方がいい」という人がいますが、それなりの論戦が闘わせられるならまだしも、石破や野田では意味がありません。時間の無駄です。
投稿: kanata | 2018年8月 6日 (月) 22時49分