元号の考案者って何?
『1989年1月に行われた前回の改元に関する政府の記録の中に、
「平成」の考案者を記した文書が残っていないことが分かった。
当時の公文書は今月末、政府の判断で非開示にできる
30年の保存期限を迎える。
政府は非開示期間を延長する方針だが、国立公文書館に移されて
公開後も考案者は公文書から判明しないことになる。(後略)』
(朝日新聞デジタル 3/16(土) 7:00配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190316-00000008-asahi-pol
元号は中国の漢籍を典拠とし、
複数の有識者に候補名を提出してもらい、
それを複数案に絞り、全閣僚会議の協議を経て、
閣議で決定されるらしい。
この場合の「考案者」とは、決定した候補名を
提出した人のことを言うのだろうか?
多くの人が関わって合議の上で決定されるものを、
その候補案を考えた人だけにスポットを当てるのは
適当でないと思う。
考案したといっても
漢籍から元号にふさわしい二文字を
チョイスしただけだ。
また、旧宮家の竹田恒泰氏が
虎の門ニュースで話されていたが、
「平成」にしても、その他の元号にしても、
過去に何度か候補に挙がったものが
選ばれるケースが多いらしい。
そうした元号の考案者とやらを
特定することに何の意味があるだろう。
朝日新聞のことだから、
考案者にケチをつけたいのか、
考案者を追い掛け回して
失言でも引き出したいのか知らないが、
考案者など不明のままで
何の問題もないと思う。
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