平成という時代
戦争がなかった時代、
自然災害が多かった時代など
さまざまに形容される平成という時代だが、
僕がもっとも強く感じるのは、
日本の成長が止められた時代、
政治は二流、経済一流と言われた日本が、
経済すらも二流に堕ちた
時代であったということだ。
財務省の国の借金1千兆円という嘘によって、
(正確には政府の負債で、外国から借りていない)
緊縮財政がとられ、経済が低迷し、企業が弱体化し、
国民が結婚もできず、子供も産めないほどに
貧困化していった。
「貧しくても楽しく生きればいいじゃないか」
と言われる方もいるかもしれないが、
国が貧困化するということは自殺者を増やし、
外国からの干渉も受けやすくなる。
とりわけ日本は反日国家に囲まれていて、
国家の弱体化は外国からの侵略を容易にし、
危険な事態を招くのだ。
とにかく日本が国家財政の危機にある
というのは出鱈目である。
1995年に当時の大蔵大臣だった武村正義が
財政危機宣言を出したが、
その時の国債残高が225兆円。
それから4倍程度の1千兆円に国債残高は
増えているのに、いったいいつになったら
財政破たんするのか?
これをおかしいと思わない方がおかしい。
自国通貨建ての国債で国家が財政破たん
することなどありえない。
国家は通貨を発行できるのだから、
国債を償還できない事態など
起こりようがない。
通貨を発行して起こるのはインフレだが、
いま日本の金利はゼロに限りなく近いところに
張り付いていて、全く心配がない。
日本はこの20数年、全く経済成長していないが、
他のほとんどの国は経済成長しており、
その経済成長率は財政出動の増加率と
ほぼ対応している。
つまり日本が経済成長せず、
国民が貧困化していったのは
緊縮財政により財政出動を増やさず
むしろ減らしてきたからなのだ。
その減らしてきた理由が、
日本は財政破たんの危機にあるという
財務省の嘘なのである。
平成30年間の日本国民の教訓は
「騙されるな!」ということに
なるだろうか。
私たちはこの失われた20数年間、
オレオレ詐欺に騙される老人のように
騙され続けてきたのだ。
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