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2019年4月 4日 (木)

Beautiful Harmony

『外務省は、平成に代わる新元号「令和」について
外国政府に英語で説明する際、「Beautiful Harmony=美しい調和」
という趣旨だと伝えるよう在外公館に指示した。
今月1日の新元号発表後、「令」を「order=命令、秩序など」
と訳す外国メディアがあったのを受けた措置で、
外国メディアにも個別に説明している。(中略)
外務省内では「令」が律令など法律の意味で使われることが
あることから、「『令和』は『法の支配に基づく平和』とも解釈でき、
日本の外交姿勢になじむ」といった声も出ている。』
(毎日新聞2019年4月3日)
http://mainichi.jp/articles/20190403/k00/00m/010/247000c

まあ外国人に伝えるなら、
「令和=Beautiful Harmony」でも
良いのではないかと思う。

しかしながら、「令和」には様々な意味が
込められているのだろう。

たとえば、
『令和は「和(なご)み令(せ)しむ」で、
和を根幹にすることを御神意とすることを示した元号です。
対立や闘争ではなく、和こそが大事であるということを、
これからの日本は世界に示すことになります。』
(ねずさんのひとりごと「新元号を寿ぐ」)
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-4087.html

安倍総理の説明は、
憲法上の制約や様々な批判が予想される中で、
「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」
という尖った部分のまったくない穏やかな表現に
とどめられたのだろうと想像する。

外国人に向けて、
「令和=法の支配に基づく平和」というのは
適当ではないと思う。

 

 

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