丸山氏への異様な糾弾決議
『自民党の小泉進次郎厚生労働部会長は6日の衆院本会議で
北方領土を戦争で取り返す是非に言及した丸山穂高衆院議員に
対する糾弾決議案を採決する際に退席した。
本会議後、小泉氏は「丸山氏の言動はかばえるものは何もないが、
議員の出処進退は議員が判断すべきだ」と記者団に語った。
小泉氏は「選挙で丸山氏の名前を書いた人は大勢いる。
そういう人を国会が裁くというのは
今回の問題の解決としては違うのではないか。
議員の任期中の政治活動が判断されるのは、
まさに選挙だ」と強調した。(後略)』
(SANKEI NEWS 2019.6.6 17:05)
https://www.sankei.com/affairs/news/190606/afr1906060031-n1.html
自民党議員を含めたイエスマンたちが、
丸山議員に対する糾弾決議案に賛成する中で、
唯一このバカ騒ぎに加わらず退席した
小泉進次郎議員の行動を評価したい。
僕は小泉進次郎という人間は怪しげで、
政治家としては全く支持しないが、
ときどき当たり前の行動をして
大向こうを唸らせることがある。
今回の糾弾決議は異様である。
蓮舫の二重国籍問題にも、
民主党の津田弥太郎が自民党の大沼議員を
羽交い絞めにして投げ飛ばした時も、
山尾志桜里のガソリンプリカ問題の時も、
何の行動もとらなかった国会が、
なぜ今回だけ前例のない糾弾決議を
可決したのか。
これは以前から丸山穂高議員のことを
快く思っていなかった橋下徹の意向が
強く働いていると僕は思う。
証拠はないが、彼の根回しにより、
憲法改正などで協力を仰がなければならない
自民党までが、誤った前例を作ることになる
糾弾決議に賛成したのだと思う。
以前、橋下は松井一郎代表の進退の件で、
丸山穂高議員に対して
狂ったように「ボケ!」を連発していた。
そして、もう一つの理由は、
丸山議員が「朝鮮学校やパチンコ、外国人生活保護や
反日マスコミの闇に厳しく切り込んでいた」ためだ。
つまり、敵が多かったのである。
これについては以下のブログに詳しいので
ぜひご一読いただきたい。
https://ameblo.jp/bonbori098/entry-12471649059.html
とにかく今回の丸山議員糾弾決議は
極めて異様な事態であり、
自民党までが賛成したという事実は
将来に大きな禍根を残すだろう。
こういう時に、
さすがにこの法案には賛成できない
と退席する胆の据わった議員が
小泉進次郎以外にいなかったところが、
自民党の人材不足を
露呈しているように思われる。
« これが嘘なら、まさに犯罪 | トップページ | 日本破壊の総仕上げ »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 女性用風呂に侵入した男起訴(2023.12.05)
- 海外バラマキあほメガネ(2023.12.04)
- 入国制限が必要では? (2023.11.30)
- 24時間テレビ寄付金を着服(2023.11.29)
- 梅毒感染者過去最多更新(2023.11.28)
コメント