無電柱化進まぬ理由は金
『台風15号がもたらした千葉県の大規模停電は、
発生から2週間余りが経過した26日も完全解消には至っていない。
強風によって電柱が想像を超えて倒壊したことが停電の主な要因で、
専門家は根本的な対策として、電線を地中に通して電柱をなくす
「無電柱化」の必要性を訴え、政府も加速させる意向を示す。(後略)』
(SANKEI NEWS 2019.9.26 20:43)
https://www.sankei.com/affairs/news/190926/afr1909260064-n1.html
台風15号で被害にあった電柱は
約2,000本にのぼるという。
もし東京で大地震が起こり、
電柱がバタバタと倒れて火災が発生したら、
交通がマヒして阪神淡路大震災のような
火炎地獄が起こるだろう。
無電柱化を海外と比較すると
ロンドン 100%
パリ 100%
香港 100%
シンガポール 100%
台北 96%
ソウル 49%
東京23区 8%
大阪 6%
だという。
無電柱化は地下に管を張り巡らせ、
送電ケーブルを入れる方式で
1キロ当たり約5.3億円。
地中に直接ケーブルを埋める方法で、
1キロ当たり約2.6億円。
電柱の場合は1キロ当たり
数千万円で済むらしい。
無電柱化は設計から完成まで
約7年かかるそうだ。
政府は無電柱化を加速させる意向はあるようだが、
具体的にはほとんど進んでいないという。
次の関東大震災には
間に合いそうもない。
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