事実を無視する国
『李洛淵(イ・ナギョン)首相は24日、安倍晋三総理との会談で
「日本のように韓国も1965年、韓日基本関係条約と請求権協定を尊重して
遵守してきたし今後もそのようにするだろう」と言った。
韓国政府が「韓国は請求権協定を守ってきた」と発言したのは異例で、
イ総理は日本の主張をひっくり返そうとする「意図」を発言に込めたという。
イ総理の日本訪問日程を終え帰国した趙世暎(チョ・セヨン)外交部
第1次官は25日、CBSラジオ「キム・ヒョンジョンのニュースショー」
に出演して「日本が『韓国は約束を守らない国』というメッセージを発信して
フレームを形成してきた面があるが、そのフレームを絶たねばならない、
と考えた。『私たちが約束を守らないことはない』ことを強調しようとした」
とイ総理発言の背景を説明した。(後略)』
(韓国時事ニュース 2019年10月27日)
http://gensen2ch.com/archives/80500396.html
この記事を読めば、韓国の日本に対する
対話姿勢がよく分かる。
今回、「韓国は請求権協定を守ってきた」
と主張しているのは、
日本が「韓国は約束を守らない国」
という事実を指摘したからなのだ。
「慰安婦合意」でも、「日韓請求権協定」でも、
韓国が国際的な約束を一切守らないと
証拠を示して発信したことで、
それをひっくり返すために、お得意の嘘を
吐いているだけなのである。
後は「嘘も100回言えば真実になる」
とでもいうように、
強引に嘘を吐き通そうとするだろう。
そして、お得意のロビー活動で、
マネートラップやハニートラップを駆使して、
諸外国を味方に付け、
日本にプレッシャーをかける。
だから、彼らとの話し合いでは、
日本が嘘を飲み込む以外に
合意に至ることはない。
彼の国には
「嘘もうまくつけば稲田千坪にもまさる」
という諺があるそうだが、
彼らにとって嘘は罪悪ではなく、
都合の良い武器なのである。
話し合いの成立する
相手ではないのだ。
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